放火殺人事件の犠牲者を悼み、京都アニメーションの代表作「らき☆すた」のキャラクターが描かれたみこしを担ぐファンら=28日夜、埼玉県久喜市 放火殺人事件が起きたアニメ制作会社「京都アニメーション」の代表作「らき☆すた」の舞台となった、埼玉県久喜市鷲宮地区で28日「八坂祭」が開かれ、ファン約100人が事件の犠牲者に黙とうをささげた後「らき☆すた神輿」を担いで練り歩いた。 「らき☆すた」は女子高生の日常を描いた人気アニメで、監督した武本康弘さん(47)は安否が分かっていない。 作中に登場する神社のモデルとなった鷲宮神社には、2007年の放映開始直後から多くのファンが訪れるようになり、住民と一体で町おこしに取り組んできた。みこしはファンの有志団体が08年に制作。毎年、祭りでファンが担いでいる。