大口さんはカラパイアに以下のコメントを寄せてくれた。 私がこのミクロの世界を撮りはじめて10年が過ぎました。 このシリーズは、子供の頃の冒険心を思い出しながら、生涯撮影を続けていくテーマのひとつであります。 虫の目線から見る風景は、どれも予想ができない不思議な世界へ連れて行ってくれるようです。 しかし、この世界はその小ささゆえ強風や大雨、ちょっとしたポイ捨てで簡単に破壊されます。写真の幾つかの撮影地はそれらの理由により今はもう存在していません。 レンズ越しに出会った美しい世界があっさりと消滅してしまう儚さは、この作品を撮影しなければ気がつくことはなく、大きい自然も小さい自然も大事にしていこうと思うようになりました。 プロフィール:大口勝弘(OHKUCHI KATSUHIRO) ミクロ風景写真家、フリーレタッチャー Twitter:https://twitter.com/k_ohkuchi