国土交通省は12日、ドローンの機体登録を来年6月20日から義務化すると明らかにした。重さ100g以上の機体が対象で、これまで航空法による飛行規制の対象外だった小型タイプも含まれる。所有者は氏名や住所、機体情報を国へ届け出るほか、機体への登録番号表示も求められる。登録申請は今年12月20日からインターネットか書面で受け付ける。 日本郵便、ドローン配送実用化で提携 政府は航空法改正など整備進める 航空法はバッテリーを含む重さ200g以上の機体を対象に人口集中地区や高度150m以上などの空域でドローンの飛行を規制している。小型でも性能向上により飛行可能距離が延びており、登録義務化と同時に規制対象も100g以上に拡大する。