辞職を表明した奈良県警の鬼塚友章本部長。記者会見で涙を指でぬぐうしぐさを見せた=25日午後、奈良市(安元雄太撮影) 安倍晋三元首相が奈良市で銃撃され死亡した事件を受け、奈良県警の鬼塚友章本部長は25日、県警本部で記者会見を開き、辞意を表明した。辞職は30日付。鬼塚氏は「国内外の多くの方々にご不安、ご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる」と謝罪し、終始涙ぐみながら「重大かつ深刻な事態を招いた。本部長として責任を取りたい」と繰り返した。 黒いスーツ姿で会見場に入室した鬼塚氏は冒頭、事件について「お亡くなりになった安倍元首相に哀悼の誠をささげるとともに、ご遺族に心よりお悔やみ申し上げる」と述べ、深々と頭を下げた。 その上で、警察庁が警護の不備を指摘する検証・見直し結果を公表したことについて「事件を防ぐことができなかったことを猛省し、示された諸対策を着実に実践しながら、新たな警護体制を構築してい
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