投稿とアニメに関するkagurakanonのブックマーク (4)

  • 「引きこもり」とラカン的〈他者〉の欲望--引きこもりはなぜ「治る」のか?(斎藤環) - かぐらかのん

    書は引きこもりの臨床という極めて限定した領域を扱ったと見せかけて、普通の対人関係においても活用できることが多く書かれており、実用書的な価値も高いです。 また具体的な臨床実践を通じた精神分析理論のガイダンスとしても読めるので、精神分析って興味あるけどなんか敷居が高そうだし・・・と思っている人にもオススメです。 欲望とは〈他者〉の欲望である フランスの精神分析家、ジャック=ラカンは「欲望とは〈他者〉の欲望である」と言います。つまり、人の欲望というのは自然発生的に湧いてくるわけではなく、「他人からもらうもの」だということです。 例えば、なぜ皆がiPhoneの最新機種を欲しいと思うのかというと、それを皆が欲しがっているからであり、なぜ誰も路傍に打ち捨てられたゴミを欲しいと思わないのかというと、それを誰も欲しがっていないからでしょう。要するにそれを他の誰かが欲しがっているから自分もほしいと思う

    「引きこもり」とラカン的〈他者〉の欲望--引きこもりはなぜ「治る」のか?(斎藤環) - かぐらかのん
  • いつも世界は私を拒絶する

    認知行動療法の発展に多大なインパクトを与えたアーロン・T・ベック博士によれば、うつ病を引き起こす認知の三大特徴として「自己否定(自分はダメだ)」「過去否定(世の中悪いことばかり)」「将来否定(この先いいことなんかあるわけない)」があると言われます。 ここでいう認知とは知覚した事象の捉え方をいい、人それぞれで異なるものです。認知、行動、気分、生理は円環的に連関しており、どのような認知をもっているかはその人の気分、行動、体調に多大な影響を及ぼすといわれます。 そして認知のレベルは自動思考とスキーマに分けられ、自動思考とはある状況に対して瞬間的に浮かぶ「状況の捉え方」をいい、スキーマとは自動思考の背景にある自己認識、価値観、世界観などの個人的な中核信念、つまり「その人の生き方を規定するルールのようなもの」をいいます。スキーマは精神分析でいうコンプレックスに相当するものであり、「その人にとってあま

    いつも世界は私を拒絶する
    kagurakanon
    kagurakanon 2017/06/26
    サクラクエストの凛々子回の考察書きました。
  • 現実・象徴・想像、あるいは『君の名は。』と『シン・ゴジラ』の間 - かぐらかのん

    kagurakanon
    kagurakanon 2016/10/30
    ブログ更新しました。
  • 2分アニメという隙間産業

    今期見ている数少ない作品の一つに『大家さんは思春期』というネット配信のみのアニメがありますが、今期放映作品をざっと見渡しても、ごちうさ難民の受け皿になりそうなのは多分この作品しかないという印象です。 いくら時短系が流行りとはいえ放映時間2分というのはなかなか凄いですが、それはそれでむしろパンクロックのような潔さのようなものが感じられます。正直、いくらなんでも日常系で23分もだらだらやられるのは普通にちょっと辛いという部分もあるので、いろんなメディアによる可処分時間の奪い合いがますます加速していっている昨今における方法論としては正しい。何かの作業の合間にサクッと観れる隙間産業的な良さがあります。 Wikipediaには「就職を機に6畳風呂なしのアパートで一人暮らしを始めた前田さんと、そのアパートの大家さんとの日常を描くピュアほっこり(ハートマーク)な半同居コメディ」という割と誤解を招きそうな

    2分アニメという隙間産業
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    kagurakanon 2016/01/20
    久しぶりにアニメの短評書きました。1分で読めるような短文ですが・・・
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