高配当株で配当と値上がり益の両方をゲットする手法を確立したのが、三重県在住のかんちさん。年間約700万円の配当金があることから2年前に公務員を早期退職し専業トレーダーに。ただし専業といってもパソコンの前に張り付くわけでもなく、特に1~3月は取引を停止し「冬眠状態」に入るという。そんな投資で1億円超の資産を作ったかんちさんが秘密の投資法を語ってくれた。 3月決算銘柄の配当の権利を取ったら 4月の2週目までに売り年内に買い戻す! かんちさんは3月末に配当の権利を獲得すると、4月の2週目までに全銘柄を売却してしまう。そして12月末までの9カ月間でゆっくりと買い戻すのだ。 かんちさんによれば、「4月になると新年度入りで相場の雰囲気が変わる。機関投資家の買いなども入るからか、私が狙う高配当の大型株は、4月の1~2週目で7割くらいの確率で権利落ち(配当の権利を得た人が売ることで株価が下落する)を埋めて