個人で仕事をしていると、企業間以上に個人の信用が要(かなめ)になることに気づきます。 もちろん、どんな仕事も実質的には人間同士の信用で成り立っているのですが、最近あった次のエピソードによって改めて個人の信用の大切さを思い知りました。 デザイナーのMさんとは知り合って2年ほどの付き合いで、主にデザインワークで力を貸していただいています。アートな感覚の中にも優れたビジネスセンスを合わせ持った、絶妙なバランスがウリで、クライアントからの、ともすると曖昧で漠然とした要望からも 「そうそう、求めていたのはまさにこういう感じ!」 という評価を引き出してしまう、まさにプロフェッショナルと呼ぶにふさわしいクリエイターなのです。 そんな彼のデザインセンスや技術力は私にはとても真似できないのですが、ふと数日前にメールのやり取りをしていたときに、「なるほど、これは見習わなくては!」と感じたことがあります。 それ