6月3日、ロシア・サンクトペテルブルク中心部から見える黒煙。ウクライナは無人機による石油関連施設への攻撃を行った(ゲッティ=共同) 「初めて私たちの住む場所でウクライナの無人機を目撃しました。頭の真上を飛んでいて細部まで見えた。小型飛行機ほどの大きさをしていて、かなりの音も出ていました」 ロシア北西部サンクトペテルブルクに住むサーシャさん(仮名)は、生まれて初めて無人機を見た経験を、ネットを通じ、筆者に語ってくれた。 4年以上続くウクライナ戦争が転機を迎えている。 ウクライナの無人機攻撃により、ロシアの石油精製能力が大幅に低下し、経済に打撃を与えた。長い間ロシアが攻勢を強めていたウクライナ東部・南部戦線でもロシア占領地が縮小している。守勢に回ったロシアは、核によるどう喝を再び強めている。(共同通信=太田清) ▽最重要会議のさなか サンクトペテルブルクでは、6月3日から国際経済フォーラムが開

