経済産業省資源エネルギー庁は2013年度で5年目となる住宅用太陽光発電導入支援補助金を廃止する方向を打ち出した。補助金を概算要求に含めておらず、別の補助金を新設することもしない方向だ。 経済産業省資源エネルギー庁は2013年11月5日、住宅用太陽光発電システムの導入を推進するために設けていた「住宅用太陽光発電導入支援補助金」(住宅用太陽電池補助金)について、補助金申込書の受付を2013年度末で終了すると発表した。 2014年3月31日に受け付けを終了する。期間中であっても予算残額を超過することが明らかになった場合にはその時点で終了する。これまでは毎年補助金の額が減額されてきたため、1~3月に駆け込み需要が発生していている*1)。資源エネルギー庁新エネルギー対策課によれば、今回はどの時点で終了するのか予想ができないという。 「住宅用太陽電池補助金制度は当初から、2009年度より5年間の時限措