もともとはクレジットカードサイズ 契約直後のSIMカードは、クレジットカードサイズのプラスチックに囲まれていて、スマートフォンに差し込む部分を折り取って使います。この折り取る前のカード、まさに規格はIC搭載クレジットカードと同じで、日本国内だとクレジットカード以外にはB-CASカードや住基カード(接触式)として使われています。国際的には、ISO/ICE 7810 “ID-1″および、ISO/IEC 7816という規格で定められています。 実は、日本でも初期の携帯電話(自動車電話)ではこのクレジットカードサイズのカードをそのまま使っていた機種もあったのだそうです。あんな大きさのカードをどうやって取り付けていたのかというと、そもそも電話機が非常に大きく、手に持つハンドセット以外に車に据え付ける本体部分が分かれていたのです。カードは本体部分に取り付けられていました。1これがSIMカードの最初の形