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ブックマーク / zenn.dev/tetsu_koba (3)

  • 「プログラマーのための CPU 入門」を読みました

    書の構成 第1章。「ふむふむ、このレベルから説明してくれるのか」 第2章の途中からギアアップしてきて、「スーパースカラ+スーパーパイプライン化」で現代のCPUの規模感のようなものを思い知ることになります。順調にCPUの中を流れる命令列はまるでナイアガラの滝のよう。 でもちょっとしたことでその流れは止まってしまい、そのペナルティの大きさを実感することになります。 第3章から第8章で、CPUの処理の流れを止めるさまざまな要因が語られていきます。 第9章は「マルチプロセッサ」。一段と複雑になる要因ですが、現代のCPUでは外せないもの。 第10章から第12章で、共有メモリ型マルチプロセッサでのマルチスレッドをするときの注意点が語られていきます。 第13章がまとめ。それ以降は付録です。 私としては第9章の「マルチプロセッサ」以降が非常に勉強になりました。ぼんやりとしかわかってなかったことがこれでク

    「プログラマーのための CPU 入門」を読みました
    kaido
    kaido 2023/02/05
  • 5分でざっと理解するZig言語

    Zig言語の話をするときに、初めての人にざっと読んでもらうためのページ。 Zig言語とは 静的型付きのコンパイル言語。C言語と同じ立ち位置。 ziglang.org のoverview 日Wikipedia Wikipedia 英語版 ドキュメント 標準ライブラリのリファレンス 現在の状況 まだ開発中で正式リリースには至っていない。なのでまだ破壊的変更はあり得る。 記事を書いた時点の安定版タグは0.10.0。 公式なパッケージマネージャはまだない。[1](非公式なものは複数存在する) 私が考えたキャッチコピー 「C言語が誕生したのは1972年。Zig言語はそれを2020年代の知見で再構成するもの。50年分の進化!!」 "C but with the problems fixed" 原作者 Andrew Kelly 特徴 ヘッダファイルが無い。プリプロセッサも無い。例外も無い。ガ

    5分でざっと理解するZig言語
    kaido
    kaido 2023/01/15
  • RISC-Vが面白くなってきたぞ

    (雑に書いている戯言であることを最初に断っておきます。あくまで個人の感想です。) 実は私は今までRISC-Vには懐疑的だったのですが、最近の状況を知って考えを改めました。 RISC-Vとは RISC-V(リスク ファイブ)とはオープンソースライセンスで提供されている命令セットアーキテクチャ (ISA)です。 研究にも使うことができるし、実際に多くの半導体メーカーがこの仕様に基づいたCPUを開発、出荷しています。 多くのオープンソースのOSやツールチェインもすでにRISC-Vに対応しています。 私が懐疑的だった理由 RISC-Vはオープンソースであるゆえ、自由に拡張することができます。そのため様々な派製品が登場しています。シンプルな組み込み用のマイクロコントローラからパソコン用、サーバ用、HPC用など広い分野に渡ります。 かつてRISCの考え方にもとづいて開発されたMIPSというCPUがあり

    RISC-Vが面白くなってきたぞ
    kaido
    kaido 2023/01/07
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