コワーキングスペースは、2005年に米サンフランシスコで初めて創設されて以降、起業やフリーランス、テレワークなど、働き方の多様化に伴い、新しい共働型オフィスとしての地位を確立してきた。 コワーキング専門メディア『deskmag(デスクマグ)』によると、コワーキングスペースは2012年時点で1779カ所に設置され、2018年末までに世界全体でおよそ170万人が1万9000カ所のコワーキングスペースを利用する見込みだ。 コワーキングスペースは、利用者ごとに空間が仕切られている従来のシェアオフィスやレンタルオフィスとは異なり、オープンなスペースを共有し合いながら、日常的にコミュニケーションしたり、定期的なイベントで交流を深めるなど、リアルな場を通じたコミュニティの醸成に重点を置いているのが特徴だ。オフィスコストの節約や機能面での利便性だけでなく、利用者間のコラボレーションやイノベーションを後押し
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