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<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月13日 (月)視点・論点 「シリーズ戦後『族』から『系』へ」 関西学院大学教授 難波 功士 今日は、戦後の日本社会を、若者、特に「族」と呼ばれた若者たちのことを通して、考えてみたいと思います。 1950年代の新聞記事などを見ていますと、若い人たちに対する呼び方として、「青年」という言葉をよく目にします。映画や歌謡曲のタイトルなどには「若人」ですとか、「十代」という言葉もよく使われています。 ですが、60年代に入ると徐々に「若者」という呼び方が増えていき、70年代には「ヤング」という言葉も登場します。しかし、このヤングという言い方は、80年代には死語、使われない言葉となっていきました。 青年という言葉には、「新しい日本を築く」ですとか、「世のため、人のためになるよう、仕事や勉学に励む」ですとか、「速やかに大人となって、
中国では、国策で人気のアニメを学ばせる大学も急増している。 「小さいころから親しんでいたアニメに将来をかけ、思い切って転身しました。妻もほかの家族も支持してくれています」 中国人民大学(北京)の徐悲鴻芸術学部でアニメ作りを学ぶ2年生の李相国さん(32)は、山東省の中学校で9年間美術を教えていた。「人に将来の生き方を考えさせる作品が作れたら幸せだ」と夢を語る。多くの中国人と同様に、宮崎駿監督の作品が好きだ。絵の美しさに加え、自然や人間に対する思想性があるからだという。 中国近代絵画の巨匠「徐悲鴻」の名を冠した芸術学部は1999年に設立された。絵画や音楽などの学科のほか、芸術デザイン科に漫画やアニメなどを学ぶ専攻がある。現在は21人がアニメを学ぶ。少数精鋭で、在学生の中には1月に開かれた第1回首都大学生漫画アニメ大会で、100作品が集まったアニメ部門で優勝した者もいる。 広大な市場を抱える中国
日本の大学へ優秀な人材を大量に送り出す高校がある。 中国東北部(旧満州)の瀋陽にある東北育才外国語学校の進学実績がすごい。1998年9月に開校した高校で、日本に留学した1期生215人中、ほぼ6割の127人が大学院へ進んだ。しかも東大14人、京大9人、東京工業大16人、早大13人など、著名な大学がずらりと並ぶ。進学以外も、日本や中国の一流企業への就職や、日本以外の国への留学を果たしている。 瀋陽のエリート校「東北育才学校」と京都にある日本語学校「関西語言学院」が合同で設立。2002年からは中学も併設された。 1学年約200人で、その約6割が日本語を学んでいる。「教育と青年の交流は、日中友好の将来に大きく影響する」。葛朝鼎(かつちょうてい)校長(68)が日本語教育に力を入れる理由を説明した。 ◎ 授業は午前7時40分から始まる。午後6時からは先生も指導してくれる「自習」がある。夜も教室は開放さ
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