大阪本社に赴任してきて1カ月が過ぎた。住んだことも働いたこともなかった土地で、電車の乗り方や買い物の仕方などがようやく分かってきて、生活のリズムは安定してきた。 さて、1人暮らしをしているアパートで驚いたことがある。1階に部屋ごとの集合ポストがあり、それぞれに氏名を入れるプレートがあるのだが、一戸も氏名を明示していない。部屋のドアも同様である。郵便物や宅配荷物の配達など訪ねてくる人が困ると思い、管理人に相談したところ、個人の自由だという。 家に表札を出すのは常識、礼儀と思っている私には不可解なことだが、表札がない家は増えているというのだ。 このテーマをインターネットで検索してみたところ、複数のリサーチ会社がアンケートをしていた。いずれもほぼ同じ数字を示しており、マンション、アパートタイプでは約半数が表札を出していないらしい。賃貸、分譲で大差はない。戸建て住宅でも2割近くが出していなかった。
「よく食べ」「よく動く」子供ほど積極的に学校生活を楽しんでいることが、食文化のサポート組織「ニュートリション運動推進会議」(賛同人代表・日野原重明・聖路加国際病院理事長)が行ったインターネット調査で分かった。 調査は7月、首都圏(1都3県)と阪神圏(2府2県)に住む小学生の子供を持つ母親計624人を対象に行った。 それによると、食事を「よく食べ」、体を動かすことが「多い」子供は全体の33・1%。「あまり食べず」「体をあまり動かさない」子供は5・3%だった。 次に、「子供は何でも積極的にやるか」を聞いたところ、よく食べ体を動かす子供では、9割が「とても積極的」「まあ積極的」と答えた。一方、食事をあまり食べず、体も動かさない子供では、「積極的」と答えたのは半分以下だった。 また、「学校生活をどのように感じているか」を聞いたところ、よく食べ、体を動かす子供では「とても楽しそう」「まあ楽しそう」が
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(略して「もしドラ」、ダイヤモンド社)が150万部を突破する人気という。内容は書名の通り、女子生徒が経営理論を使って野球部を立て直し、甲子園を目指す物語だ。昨年末刊行されたが、最近も経済誌で生誕100年を迎えた経済学者、ドラッカーが改めて特集され、週刊誌で「もし妻が読んだら」と家庭に応用する企画なども登場している。もし学校の先生が読んだら、学校は変わるだろうか。 「もしドラ」では主人公の女子生徒はまず「野球部の顧客は誰か」と考え、「感動を与える」という目標を設定する。教育界に転じると、顧客は児童生徒や保護者、地域の人々など。ところが学力面では「ゆとり教育」が子供を甘やかす教育になり失敗、学力低下の批判を招いた。生徒指導面でも子供の顔色をみて毅然(きぜん)とした指導ができず学級崩壊するケースが少なくない。顧客に媚(こ)
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