『ヤバい経済学』:お金だけが大切じゃないことを、説教としてではなく理論的に解明しようとする経済学の新潮流 レヴィット、ダブナー『ヤバい経済学』(東洋経済新報社, 2006) (『論座』2006 年 8 月号) 山形浩生 要約: 『ヤバイ経済学』は、経済学がお金だけを扱うものではないことをはっきり示し、その方向性を次々に打ち出している実に楽しくも有意義な一冊だ。でも日本のタコツボ経済学の世界はそれをきちんと評価できない。「お金ばかりを重視してはいけない」と年寄りの説教は大好きなくせに、ではお金以外をどうやって学問として考えようかについてまったく考えていない。本書はそれをやっているのが偉大なところである。 本書は刊行されてからすでにかなりの時間がたっている。ぼくは原書で読んで狂喜したし、すでに版権が取られていて自分では訳せないことを知って不安になったが(だってこんな楽しい本が、どんよりした学者
2006年初頭から「Plagger」という技術が、一部で話題になりました。まだまだ知名度が低い「Plagger」ですが、便利でカスタマイズ性が高いものなので、2007年では爆発的に流行するかもしれません。豊富なプラグインを自在に組み合わせ、欲しい情報を収集し、加工して出力するPlaggerの仕組みや使い方を紹介します。 1. 何でもできる? Plaggerの正体に迫る 今回は話題のPlagger(プラガー)を取り上げます。 この連載を読んでいる読者の皆さんは、ネットワーク技術や知識に興味を持っている人が多いでしょうから、「Plagger」という単語は一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、Plaggerという言葉を聞いたことはあっても、いったいどんなものかピンと来ない人もいるかもしれません。今回はPlaggerがどういった働きをするか? その動きの仕組みなどを中心に紹介していきます。 ●
finalventの日記 - 仕事に就くべきじゃない10個の理由 シゴタノ! - 雇われない生き方を選ぶべき10の理由 1. Income for dummies. アホでも安定した収入が得られる。 2. Limited experience. 多くの不幸を経験せずに済む。 3. Lifelong domestication. 永く養ってもらえる。 4. Too many mouths to feed. みんながメシを食える安定した社会。 5. Way too risky. リスクに無自覚でいられる。 6. Having an evil bovine master. 憎む相手は上司だけで済む。 7. Begging for money. 自分で稼がずとも金は貰える。 8. An inbred social life 狭い範囲で幸福な社会生活。 9. Loss of freedom. 無限の
参考=高い服や靴を着ると性格が悪くなる? 最近「オレは脱ヲタ前よりも性格悪くなってないだろうか・・・」と思うことが間々ある。 例えば、電車の中でダンロップのハイテクシューズを履いている奴を見ると 「うわっ!こいつオタクかよ!!」 何て思ってしまう。 BMI値30以上はありそうな巨漢だったり、グレー地のTシャツに汗染みビッショリだったり、おかしなニオイを漂わせていたり、手の甲に毛がビッシリだったり、青白くて覇気の無い顔だったり、暗い色の服で固めていたり、「何ヶ月切ってねぇんだよ!!」とツッコミたくなる位の長髪だったりするのを見ると 「資源のムダ使いすんなやピザデブ!!」 「公害撒き散らすんじゃねぇよ!!」 「毛ぐれぇ処理しろよ剛毛野郎!!」 「少しは表に出ろやこのヒッキー!!」 等といった蔑みの心が湧いて出て、怒りや、(精神状態によっては)軽い殺意すらも芽生えてきてしまう。 ソレが極限までき
ちょっと間があいたので、他人のふんどしで相撲をとろう。 経済学はお金だけの学問じゃない。 今年の経済書で、話題性から見てもおもしろさから見ても重要性から見ても、ぼくはレヴィット&ダブナー『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』がダントツだったと思う。その重要性その他(そしてそれについてまるっきりピンときていないとおぼしき業界への不満)は、『論座』の書評に書いた。経済学は経済成長ばかり重視するとか、それ以外のものを見ていないのではないかとかいったことを、何やら大発見のように言い立てる人は、素人ばかりでなく、実は経済学のかなりえらい人でも(救われないことに)結構いる。そしてその指摘自体はまちがいじゃない。経済学に限らず、あらゆる分野において、新しい領域を切り開ける人は少なくて、たいがいの人はすでに確立されているもののちょっとした変奏しかできない。お金は数値化できるし、数学の道具立てを
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