「そろそろ生産を終えようとしていたころに、急に売れ出して。『何でだろう』と思っていたら、ニコニコ動画とYouTubeのおかげ。売れちゃって売れちゃってどうしょうもない」 2003年に発売したコルグのシンセサイザー「ELECTRIBE MX」「同SX」が、昨年末ごろから急に売れ始めた。ELECTRIBEをかっこよく演奏した動画「ニコニコ動画」や「YouTube」にアップロードされ、魅力を知った人が買い求め始めたのが原因だ。 国内の人気の起爆剤になったのは、ニコニコ動画に昨年10月に投稿された「チーターマンのテーマ (ACID MIX)」(ニコニコ動画へのリンク)。今年4月27日までに13万回以上再生されている。YouTubeに投稿された演奏動画も世界で人気。「ELECTRIBE」で検索すると1400件以上ヒットし、10万回以上再生されている動画もある。 「ニコニコ動画やYouTubeに“ジャ
「発言小町」は、読売新聞のサイトにあるBBS(電子掲示板)である。前回、簡単に紹介したように、主として女性からのさまざまな分野への投稿とそれに対するレスポンスからできている。月間ページビューは、4000万に迫っているそうだ。これはウェブ新聞の興味ある可能性の方向を示していると私は思うので、以下にやや詳しく論じよう。 そこで取り上げられているテーマとしては、まず、「嫁と姑」のような古典的テーマや、街角での観察などがある。これらは、「ねえ、聞いてよ」ジャンル、と呼ぶことができるだろう。つまり、昔からある井戸端会議の話題だ。 私が面白いと思ったのは、「どんな映画DVDを見たらよいか」という質問に対して、じつにさまざまな答えが寄せられていたことだ。これは、「ねえ、聞いてよ」ではなく、「教えてよ」ジャンルだ。人は、教えることに大きな喜びを感じるものだから、助けを求めている人がいれば、先生役は殺到
よく歌手のインタビューなんかで、伝えたいことが先にあって、音楽はその手段にしか過ぎないのだ、なんて言ってたりしますな。おれはあれがどうにも解せない。いや、そういうひとがいるのはわかるし、音楽やめて作家になるのを見たりすれば「ああ、別の方法を見つけたんだな」と納得もできる。でもね、音楽をやりながら「音楽は手段のひとつ」って言うのはつまり「目的のためには手段を選ばない」という考え方の、もっともだめー、なやりくちじゃないかなあ、と思うわけである。 情報の高密度パッケージ ずっと「マンガはすげー」って話を書いているのであるけれども、改めてまとめてみると、本当にすごい。何がすごいって、ほかのメディアには不可能な表現が目白押しなところがちょうすごい。しかも、マンガの描き方なんてのを読んでみると、そのすごさが全然意識されてないところがまたすごい、無意識ですごい、たぶん実作者と紹介者の違い、みたいな問題で
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