そんな「私は何事かを考えてます」宣言しなくていいよ。 考えてから書けや。
陸上自衛隊の90式戦車や新型戦車TK-Xについてよく言われる批判ですが、「諸外国の主力戦車よりも20トン近く軽いので装甲が薄い」というものがあります。重い方が装甲が強いという主張は、一見それっぽく見えますが絶対ではありません。同じ重量なら大きさが小さければ装甲は厚くできる為、上手くコンパクト化できれば軽くても装甲は強いままという事も有り得ます。過去には「ライバルよりも20トン以上軽いのに装甲は同レベル」という戦車が存在しました。 それは、我らがソビエトのWWⅡ最強戦車、スターリン戦車3型(ИС-3;JS-3/IS-3)の事です。ライバルのナチスドイツの重戦車ティーガーⅡより23トンも軽いにも関わらず、その装甲は決して見劣りするどころか、同等以上の防御力を有していました。 ナチスドイツの重戦車「ティーガーⅡ」を打倒すべく造られたJS-3は、コンパクト化と避弾経始を徹底した事により未来的なフォ
オタクな趣味を30年間もやっていると、いろんなことを体験してきた。 やっぱり一番寂しいのは、同じ趣味を共有してきた仲間たちが次第に足を遠ざけていく姿を見ること。 関心の淡泊化、趣向の拡散、趣味を取り巻く環境の変化、他のジャンルへの移行、家庭・社会の諸事情……といろいろ理由はある。彼らにもいろいろ事情はあるし、それを止める権利も何もないのは分かる。でも、去りゆく彼らを見送るのは、残された者としてはセンチメンタルな気分にさせられる。 そうした要因以外に、オタクが趣味を断念するきっかけとなる障壁はいくつか存在する。 僕らの鉄道趣味業界で言われてきたのは、 step1 受験 step2 進学 step3 就職 step4 結婚 の4つの壁。第一次鉄道ブームがあった1970年前後の頃からの言葉だ。そして、これらの障壁を乗り越えられなかった戦友(とも)をたくさん見送ってきた。 「step1 受験」の壁
アニメとネットが生き甲斐のヲタだが、家の外ではそれなりに偽装しているので、たまにリア充に誘われて一緒に遊びに行くこともある。 だが正直、楽しかったことがない。ヲタ仲間のオフ会に行ったほうが全然楽しい。 劣等感のせいじゃない。むしろ反対。リア充の奴らはスカスカだ。 ヲタは基本的に凝り性なので、酒や食い物にも妙に詳しい奴が必ず何人かいて、安くて美味い穴場の店に連れてってくれる。オークションで買ったプレミア焼酎を持ち込んだりもする。リア充は、チェーン店の居酒屋がデフォルト。飲み物は、ビールとレモンサワーのみ。 会話にしても、ヲタは専門的な技術の話とか、最近の政治経済の話とか、知的な話題が多い。アニメの話をする時でも、演出の解釈、作画の特徴、監督の思想など、深く掘り下げるのが特徴だ。 それに対してリア充は、心底つまらない話題が多い。昔の武勇伝の自慢とか(それも駅のホームでウンコしたとか大したことな
事業仕分けで、2012年に世界一の計算能力実現を目指すスーパーコンピューター「京速計算機」計画が見送られた、と思ったら、管副総理が「予算は復活させる」と言ってたりしてどうなるか分かりませんが。 誤った基準に基づいていても、多数の判断を下せば、いくつかは結果的に正しい決断になることも当然あり、事業仕分けの中でも、すくなくとも「京速計算機」見送りは正しかったと思う。スパコンの計算能力が必要な研究もあるだろうけど、スパコン自体を国産で、あきらかに割高なシステムで用意する意味が分からないので。「京速計算機」が割高なプロジェクトになったとき、政府予算の制約からそのあおりを最も受けるのは、初等教育でも福祉でもなく、そのほかの科学技術予算だろうことは忘れてはいけない。 たとえば、決定的に重要なある研究プロジェクトにむちゃくちゃ速い単一のコンピュータが必要で、それを実現するために「京速計算機」作る必要があ
たとえ話というのは使い方によっては大変便利なものだ。 いくら熱弁しても理解されないことが、適切なたとえを見つけて説明すると簡単に納得してもらえることもある。 だが、たとえ話は諸刃の剣でもある。 変なたとえを使うとかえって誤解を招く。それどころか、「おかしなたとえを持ち出して得意げな顔をするこいつはバカじゃなかろうか」と思われて信用をなくすことにもなりかねない。典型的な例としては、2007年に当時の柳沢伯夫厚労相が少子化問題を説明するために使った「生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」という言葉がある。柳沢氏は女性を蔑視しているというレッテルを貼られてバッシングを受けた。たとえ話をしくじると高くつく。 どうして日本軍は真珠湾を攻撃したのか (内田樹の研究室) 「権力中枢に蝟集するワルモノ」というのは、「お勉強のできる人たち」
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