北朝鮮の朝鮮人民軍は、今年から兵役の期間を1〜2年短縮。繰り上げ除隊させた兵士たちを出身地に戻さず、「集団配置」と称して農村や炭鉱に送り込む計画を実行に移している。 金正恩総書記が打ち出した「国家経済発展5カ年計画」の達成には労働力が欠かせないが、それが大幅に不足しているのだ。具体的にどれほど不足しているのかは不明だが、農村、炭鉱地域の人口減少はかなり深刻なようだ。 スキあらば配属先から逃げ出そうとする彼らを定着させるため、当局はある手法を思いついた。地元の女性との強制結婚だ。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、25日の先軍節を迎え、今年の春に農村や炭鉱に集団配置された除隊兵士が定住するようにせよとの中央の指示に基づき、朝鮮労働党咸鏡北道委員会が21日、実行案を作成した。 咸鏡北道の党委員会は、農村、炭鉱に人員を派遣し、生活上の問題はないか聞き取り調査を行っているが、
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