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ブックマーク / sto-2.que.jp (3)

  • 松本仁一『カラシニコフ』が文庫になっとる。 - 第弐齋藤

    おお、松仁一『カラシニコフ』が両方とも文庫になっとる。21世紀的に必読だな。特に伊藤計劃の『虐殺器官』とか『MGS』とか冲方丁の『シュピーゲル』シリーズとか、そのへんが好きな人は道義的義務として読んでおくべきだと思う(マジで)。つまり、我々が好きな絵空事たちは何を前提として成り立っているのか、というお話だから。 松仁一『カラシニコフ I』 [Amazon] 松仁一『カラシニコフ II』 [Amazon] —- あとこのへんも義務。 デーヴ・グロスマン『戦争における「人殺し」の心理学』 [Amazon] P.W.シンガー『戦争請負会社』 [Amazon] P.W.シンガー『子ども兵の戦争』 [Amazon] 伊勢崎賢治『武装解除 -紛争屋が見た世界』 [Amazon] Popularity: 11 %関連記事このサイトを介してよく売れた 2008年07月分まとめ2008年06月に読ん

  • 第弐齋藤 土踏まず日記 : 香山リカ『就職がこわい』

    香山リカ 『就職がこわい』 (講談社,¥1300) [bk1][amazon] あなたは就職問題で困っているのではない。自分自身の問題で困っているのである。 これは、就職しない若者についての諸問題(ぐだぐだ)、について書いてあるです。 就職しない若者についての諸問題(ぐだぐだ)とはそのまま「現代日が抱え込んだ諸問題(ぐだぐだ)」とイコールであるので、もちろん明確な解決などありはせず、精神科医であり、大学の教員である香山リカという人が、精神科医、もしくは大学の教員として、その諸問題をいろんなふうに切っては見せる。 けど、やっぱり明確な答えなど無く、ぐだぐだであるなぁ、という感慨だけは認識される。 そういうです。 解決は、しません。 ただ、認識だけはできる。 だから、「就職がこわい」というこのタイトルにズキリと来て、 その「ズキリ」がなんなのか、という「とりあえずの認識」が欲しいのなら

    kaionji
    kaionji 2006/08/15
    まったくの無能だと思ってた自分程度がそれなりに活躍できちゃってる
  • 子ども兵の戦争

    戦争請負会社』のP.W.シンガーの新しいが出てたので買った。 タイトルは『子ども兵の戦争』。 貧乏な国の紛争やなんやの若年齢兵士「子ども兵」の実態を明らかにすることで、戦争の新たなかたちを浮かび上がらせよう、という。 子ども兵って、それこそ10歳かそこらのガキなのな。 表紙の少年が持っているのはやっぱりカラシニコフ突撃銃。 子ども兵士そのものの存在は『カラシニコフ』読んで知った。 扱いが簡単で、壊れにくく、そこそこ強力な個人携帯火器の登場が、それを扱う「子ども兵」の存在を可能にした。 「安くて、兵士として扱いやすい」という理由で兵士にされる子どもたち(配置は部隊の一番外側で「弾除け」地雷原を抜けるときは一番前を歩かされる)。 あるいは貧困ゆえに(兵士になればすくなくともいっぱぐれない)。 あるいは強制されて(学校丸ごと襲われて強制連行、男子は全員リンチを受けて女子は全員レイプされ

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