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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/wakilab (9)

  • 日和佐信子さんに、毎日新聞のこと、TPPのことを聞いた - 松永和紀blog

    毎日新聞が、日和佐信子さんのTPPにかんするイン タビュー記事について、訂正を出した。日和佐さんに直接会い経緯を聞いた。 当はその詳細を、このブログに書くべきなのかもしれないが、それは私にとってあまりにも切ない。悲しい。なぜならば、私も一時期、毎日新聞記者として働いたからだ。それくらい、毎日新聞社のやったことはひどかった。 日和佐さんが言っていないことを掲載し、訂正記事でその部分を削除し、別の文章に差し替えた。言ってもいないことを、その人が言ったと書く。それを、一般社会は“捏造”と呼ぶ。さらに、組織としての対応も非礼きわまりない。単なる訂正記事でお茶を濁し、「お詫び」記事にしていないのだ。日和佐さんは、報道機関内で「訂正」と「お詫び」の重みがどれくらい違うか、御存知なかった。それを悪用して、毎日新聞社は「訂正」にとどめたのではないか。私にはそう思えた。(TPPと「の安全」問題をリンクさ

    日和佐信子さんに、毎日新聞のこと、TPPのことを聞いた - 松永和紀blog
  • 小若順一氏らの薬事法違反(? )を日本消費者連盟が明らかに? - 松永和紀blog

    消費者連盟や品安全・監視委員会(神山美智子・代表、日消費者連盟内に事務局を置く)などがコア団体となって先月発足した「の安全・市民ホットライン」。これが、面白いことになっている。 「の安全・市民ホットライン」は、消費者にの安全に関する指摘をウェブ上でどんどん公表して行こうという試みのようだ。「呼びかけ」ではこう説明している。 私たちは、事故情報に限らず、表示偽装、誇大広告なども含めた民間の情報収集機関(の安全・市民ホットライン)が必要だと考えました。
の安全・市民ホットラインでは、一般の方からメールやFAXなどで情報を寄せていただき、その情報をデータベース化するとともに、事業者名や商品名を記号化した上で、ホームページに掲載します。また必要があると判断した場合は、事業者への警告、行政への法的措置要求などの行動をとることも予定しています。重大・緊急と判断した場合は、個別企業名、

    小若順一氏らの薬事法違反(? )を日本消費者連盟が明らかに? - 松永和紀blog
    kaionji
    kaionji 2010/11/11
  • 口蹄疫の殺処分が大幅遅れ 2 - 松永和紀blog

    ありがたいですねえ。いろいろな人から、処分の推移をグラフにしたぞ、というご連絡をいただいている。 11日に大規模養豚場の殺処分が完了し、処分完了数は約3万頭になった。しかし、対象数は7万8000頭に増え、処分は依然として大幅遅れ、といってよい状況だろう。 コンタンさんのブログの「3.個別の数字」を見ると、一つ一つの事例で処分終了までにかなりの日数がかかっていることが、一目で見てとれる。コンタンさんも書いている通り、未だ処分されていない患畜はウイルスを吐き出し続けている。ウイルス培養器なのだ。ぞっとするような現実だ。 さまざまな情報を総合すると、遅れの原因はやっぱりまず、埋設地の確保がスムーズに行っていないこと。 国は「国有地を使えばと言ったのに、断られた」と弁解しているらしいが、実際には伏流水が出る土地で、埋設地としては伝えなかったようだ。 それに、殺処分した農場から埋設地が遠ければ、運搬

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  • 口蹄疫の殺処分が大幅遅れ 1 - 松永和紀blog

    先月からアメリカに行っていて、やっと9日に帰国した。そして、大変なことがたくさん起きていることに愕然としている。 まず、口蹄疫。 口蹄疫の処分対象数は5月10日現在、7万6999頭に上っている。ところが、殺処分が進んでいない。終了したのは1万頭あまり。これは大変な事態だ。 口蹄疫は発生から殺処分までの時間が感染拡大を防ぐ上で重要だ。牛や豚は、感染すると体内でウイルスが増殖し、大量に排出する。特に豚は、高濃度のウイルスをエアロゾルの状態で気道から排出する。風による伝播もありうるという。したがって、感染が分かったら、とにかく早く殺処分してウイルスの増殖、伝播を止めなければならない。24時間から48時間以内に殺処分を完了させるのが国際的な常識だそうだ。 ところが、日では感染が分かって4~5日たってもまだ処分が終わらず、わずか1万頭しかまだ処分できていない。 これは極めて深刻な事態だ。この調子で

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  • 遺伝子組換えイネ裁判棄却 - 松永和紀blog

    新潟地裁で行われていた遺伝子組換えイネ裁判の判決が1日あり、原告側(反対派)の訴えが全面棄却となった。 農研機構中央農業総合研究センター・北陸研究センターの組換えイネ栽培試験について、有機農家や有名歌手、漫画家などが差し止めを求めていたものだ。 北陸研究センターのプレスリリース 共同通信記事 判決前に裁判を詳しく説明した朝日新聞記事 判決を伝える朝日新聞記事 私は、裁判が起こされた直後に関係書類を読んで、原告側の荒唐無稽な主張に呆然となった。推論に推論を重ねて、「実験に使われる組換えイネは危険だ。大変なことが起きる」と主張する。一つ一つの推論にかなりの無理があるのに、それを積み重ねて行くのだから、どうしようもない。 これは、科学裁判と言えるような質のものではないというのが私の印象だ。 ただ、裁判を起こす権利はだれにでもある。世の中に常識の通用しない人はいっぱいいるし、運動のツールとして裁判

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  • ベニズワイガニの悲劇 - 松永和紀blog

    品安全委員会の委員人事を参議院が不同意した件については、今、調べているところ。おそらく、明日書きます。 ……………………………………………………………………………………………… 今日は、日水産(ニッスイ)の景品表示法違反(優良誤認)の件。「ずわいがにコロッケ」と表示しながら、ズワイガニではなくベニズワイガニを使っていたとして、公正取引委員会が15日、再発防止を求める排除命令を出した。 毎日新聞は記事で、『ズワイガニは「松葉ガニ」や「越前ガニ」などとも呼ばれる高級品。漁獲量は年間5300トンとベニズワイガニの3割弱ほどで、1キロ当たりの卸売価格は約1995円と、ベニズワイガニ(約253円)の約8倍』と報じた。 さらに、『ニッスイは「どちらもズワイガニ属に入るので、属を表示すれば問題ないと思った」と釈明。「ご迷惑をお掛けしました。管理態勢を徹底したい」とコメントした』と書いている。釈明とい

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  • 市民は、どのようにして科学者を見分けたらよいか? - 松永和紀blog

    朝バナナダイエットの話を書いた時に、コメント欄でkさんに質問されて回答し忘れていたことがあった。 おおまかに言うと、「一般市民はどうやって、まともな科学者とナンチャッテさんを見分けたらいいの?」という質問である。うーん、とても大事なこと。回答を考えてみた。 (学会や論文に関する説明がまったく足りないのは百も承知。皆さん、コメント欄でもっと上手な回答を!) ………………………………………………………… まずは学者が一般に発表する説についてです。 質問① たとえば、こういった研究成果(○○は△△の効果があるとか)は、学会の論文で発表されるのが常識なんでしょうか?まず論文ありきなんですか? A.「○○は△△の効果がある」タイプの研究は、学会や研究会等で大量に発表されますが、論文としてはまとめられないものも多いです。 発表は事実上、事前審査がないので研究者にとっては楽だし、宣伝効果もあります。新聞

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  • 産地表示の法的義務付けは必要か?~NHK「追跡!“国産食品”偽装」の感想 - 松永和紀blog

    遅まきながら、NHKスペシャルを見た。14日に放送された「追跡!“国産品”偽装」の再放送。産地偽装の現場を品表示Gメンと追う場面など臨場感たっぷりで面白かった。 だが、番組を見ながら、何度も思った。産地表示なんてものを法的に義務付けるから、国産に付加価値が過剰にうまれ偽装が起きるのでは? 当に、2000人の品表示Gメンは要るのか? 産地偽装のトラックを追うようなことが、農水省職員のすべき仕事か? 番組には消費者団体の女性たちも登場し、店頭で冷凍品をさんざんひっくり返して表示を確かめて、「産地を知りたい。きちんと表示してほしい」というようなことを言っていた。 でも、彼女たちがほしい産地を表示した商品は、既に生協や高級店にはあるのだ。なにも普通のスーパーに行って、主婦が半額セールになるのを待ちかまえて買うような商品を手にとって言う必要もないだろう。消費者団体のステレオタイプのポーズに

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  • 朝バナナダイエットと白インゲン豆ダイエットの関係は? - 松永和紀blog

    <多くの人に読んでもらいたい記事なので、しばらくトップに来るようにします。真の投稿時刻は、2008-10-23 09:18:13 です> <真の投稿時刻に戻しました 2008年11月12日> スーパーマーケットでは今も、朝にはバナナが並んでも昼過ぎには売り切れ、という状態だ。日経トレンディネットが、この朝バナナダイエットについて興味深いコラムを掲載している。(日経BP社は、勝手なリンクを許さないので、日経トレンディネットとバナナで検索してください) 「日フードジャーナリスト会議」代表、放送作家わぐりたかしさんのコラム『日テレが育て、TBSが火を付け、テレ朝が便乗。「朝バナナ」とテレビのおいしいカンケイ』。タイトルがすべてを物語っている感じ。 わぐりさんによれば、朝バナナダイエットテレビ初登場は、6月5日放送の日テレビ「おもいッきりイイ!!テレビ」。(これも、このページにはリンク不可な

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