東京都武蔵野市の市立中学校で50代の男性教諭が社会科の教材として、日本海を『「日本」海(東海)』と表記した地図を掲載したプリントを生徒に配っていたことが分かった。「東海」は韓国が強く主張している呼称で、日本政府は認めてない。都教育委員会は都内の公立校の教材で「東海」の表記が使われたのは「前例がなく、極めて不適切」としている。 武蔵野市教育委員会などによると、プリントは2年生全員100人超に復習用として配布された。男性教諭が個人的に購入したコピーが認められている問題集をプリントしたもので、市教委の聞き取り調査に対し、男性教諭は「十分に中身を確認しないで、うっかり使ってしまった」などと釈明しているという。 問題が発覚したのは、4日午後にネット上に「社会の授業で使われたプリント」として地図の写真がアップされたことが契機。市教委は6日夕、ネットで見たという男性からの連絡で情報を把握し、直ちに男性教