三菱電機は7月14日、冷蔵庫の新製品として、上位モデルにあたる「WXシリーズ」4機種および「JXシリーズ」3機種を発表した。氷点下でも凍らせずに鮮度を長持ちさせる「氷点下ストッカー」が進化。冷凍した肉や魚からドリップ流出を抑え、おいしく解凍するという。8月26日から順次発売する。 同社は近年、冷蔵庫に「切れちゃう瞬冷凍」や「氷点下ストッカー」といった独自機能を追加して他社製品との差別化ポイントにしているが、どちらも水の“過冷却現象”を応用したものだ。温度を緻密(ちみつ)に管理しながらゆっくりと下げていくと0度(凍結点)を過ぎても水分が凍らない過冷却状態になる。そのまま食材を保存するのが「氷点下ストッカー」で、過冷却状態から-7度の低温で一気に冷凍するのが「切れちゃう瞬冷凍」だ。一気に冷凍すると氷の結晶が丸い微粒子状になり、食材の細胞壁を壊さず、凍った状態でも包丁で切ることができる固さになる
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