千葉・船橋市の県立高校で、30代の男性教諭が生徒の前で生まれたばかりの子猫を生きたまま土中に埋め、非難が殺到している。命の尊さを説く教育現場で、なぜ教諭は、言語道断の残忍な振る舞いに出たのか――。 高校によると6日午前11時ごろ、園芸担当の教諭が校内にある農園のビニールハウス内で、野良猫が産んだとみられる子猫5匹を見つけた。産後から時間がたっていない状態で、目や耳は開いてなく、へその緒もついていたという。 教諭は、午後になって、放課後実習で農園にいた男女生徒の中から男子3人を呼び寄せ、子猫を埋める目的は伝えずにスコップを持ってこさせたり、学校敷地内に直径50センチ、深さ70センチほどの穴を掘らせたりした。1人には、その時点で生きていたとみられる子猫4匹をスコップの上にすくい上げさせるなどした。 ビニールハウスから子猫を穴まで運搬して埋める作業は教諭が行い、生徒は遠巻きにその様子を見ていたと
