作家の冲方丁容疑者が、妻の顔を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで警視庁に逮捕されました。警視庁によりますと、調べに対し、「口論したが殴っていない」と容疑を否認しているということです。 警視庁の調べによりますと、冲方容疑者は、今月21日、東京・港区にある自宅マンションで30代の妻と口論になり、顔を殴って歯を折るけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。 翌日になって妻から相談を受けた警視庁が捜査し、事件に関わった疑いが強まったとして23日に逮捕したということで、詳しいいきさつを調べています。 警視庁によりますと、調べに対し、冲方容疑者は「口論したことは認めるが、殴っていない」と供述し、容疑を否認しているということです。