大手カレーチェーンの「壱番屋」は異物が混入した可能性があるとして廃棄を依頼したビーフカツを産業廃棄物処理業者が不正に転売し、愛知県内のスーパーで販売されていたと発表しました。 調査の結果、ビーフカツは製造ラインの部品が混入した可能性があるとして、去年10月に廃棄を依頼した4万枚余りのカツの一部で、廃棄を請け負った愛知県稲沢市の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が不正に転売していたということです。 「壱番屋」によりますと、これまでのところ健康被害に関する情報は無いとしていますが、温度管理に問題があるおそれがあるなどとしてこのビーフカツを食べないよう呼びかけています。 「壱番屋」では「大変、ご心配をおかけしますが流通経路や販売先など新たな情報が分かりしだいお知らせします」としています。 また「ダイコー」は「担当者がいないためコメントできない」としています。