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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ill_critique (13)

  • 『日常』OP試論――京都アニメーションと山本寛、最後の戦い - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2011年春期アニメ前回に引き続き、4月24日にustreamで話した内容を採録します。part2。 ・その1■聖女と魔獣――『魔法少女まどか☆マギカ』ラストシーン読解 今回は『日常』という日常系漫画とは距離を取ったギャグ漫画原作の京アニ作品と、『フラクタル』という京アニアンチ派・ヤマカン監督による「子どもが作りたくなるアニメ」を謳ったオリジナルアニメについて。 ---------------『日常』のOPが話題だ。ぼくの周りでも中毒患者は多くて、「辛抱たまらず50回見た」なんて、大きく日常から逸脱した行為に及んでた人も少なくない。一方ぼくはというと、周りが騒ぐほど乗り気にはなれないまま、「まあ良いのはわかるけどさ(青の挙動は一々カワイイし)……でもそんなにハマるほどのものなのかしら(あれっ、いま青がぼくに向けてウインクしたんだけどおい!)……ヒャダインとかキャッチーな起

    kaitoster
    kaitoster 2011/05/02
    確かに日常のOPは素晴らしい。
  • 『けいおん!!』モブキャラ論壇試論/絶対いちご主義宣言――『けいおん!!』第22話におけるいちごさんの特権性をめぐって - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, エッセー, 2010年春期アニメここのところ、ぼくが責任編集をつとめる『アニメルカ』の告知・宣伝用記事で埋め尽くされた当ブログは、今回もその末尾に、イベントの出演告知と合わせて、『アニメルカ vol.2』(2010年8月刊)、および『アニメルカ vol.1』(2010年5月刊)改定版に関する、(U-Tee Storeさんでの通信販売に続いて開始された)書店委託販売の告知がなされますが、日はその前に、いい加減抱きはじめたブログ記事執筆への義務感からか、徒然なるままに、『けいおん!!』モブキャラ論壇に関するエッセイが綴られつつあります。 第二期『けいおん!!』作中でけいおん部淫四人の所属する3年2組、そのクラスメイトたちが、二期に入って以降、ただのモブキャラといった位相を超えた形で前景化されはじめ、そしてそれにともない、彼女たちそれぞれの個性的な所作の数々が、少なからぬファ

    kaitoster
    kaitoster 2010/09/12
    夜中は死神代行の仕事しているから昼間眠いんじゃないの・・・。
  • 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に散りばめられた不吉さ――鵺(ぬえ)が運ぶ死のイメージについて - 反=アニメ批評

    2010年冬期アニメ, ニワトリ論壇, 反=アニメ批評『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は不吉さをまとう。 OP映像が模しているグスタフ・クリムトの絵画群は、 クリムトの作品と同様、作品全体に不穏な気配を漂わせはじめ、 ■グスタフ・クリムト - wikipedia クリムトの作品は、甘美で妖艶なエロスと同時に、常に死の香りが感じられる 回想シーンで女性軍人がトランペットで奏でる『アメイジング・グレイス』は、意味深な言葉を謳いだし、 Yes, when this heart and flesh shall fail, And mortal life shall cease, I shall possess within the vail, A life of joy and peace.そうだ この心と体が朽ち果て そして限りある命が止むとき 私はベールに包まれ喜びと安らぎの命を手に入れるのだ 第2話で

    kaitoster
    kaitoster 2010/02/01
    また鳥ネタかと思ったが意外とまじめで良かった。
  • 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』における雑種性――『けいおん!』との類似性を超えて - 反=アニメ批評

    2010年冬期アニメ, アニメレヴュー, 反=アニメ批評「アニメーションの作り手が持つ“熱”と“想い”を実現するステージを用意し、多くの人に見てもらうことをコンセプトに、オリジナルのアニメ作品を制作・放送する」といういささか抽象的すぎると思われてしまいかねない方向性とともに始められた、テレビ東京×アニプレックスによる共同プロジェクト「アニメノチカラ」(アニメーション制作は、アニプレックス傘下のA-1 Picturesが担当)。 その「アニメノチカラ」プロジェクト第一弾作品『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』が先日いよいよ放送開始されました(2010年には他にも、『財団法人 オカルトデザイナー学院』、『閃光のナイトレイド』がアニメノチカラ枠で放送予定)。 この『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に関しては、放送開始前から、まるで年末に発表された物の『けいおん!』二期を予見していたかのように、キャラクターデザイン(とり

    kaitoster
    kaitoster 2010/01/10
    こうして見るといろんなアニメに鳥が出ているんだな。なんでかわからんけど。
  • 妻が語る「荒木飛呂彦」と『ジョジョ』――『荒木麻美のジョジョと奇妙な生活』レポ - 反=アニメ批評

    雑記, エッセー今日は、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者・荒木飛呂彦先生の奥様・荒木麻美さん(チャミ様)によるトークライブ――『荒木麻美のジョジョと奇妙な生活』@駒場祭に行ってきたのですが、荒木先生や『ジョジョ』シリーズに関する面白い話が色々聞けたので、その(流石に↓の記事みたいなテンションでは書けないので普通の)レポを書いてみようと思います。 http://getnews.jp/archives/37225 今までべてきたパンの枚数がわからないようにッ! いままで漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から受けた衝撃の回数もわからないッ! そんな『ジョジョ』が好きで好きでたまらないジョジョラーだったとしても、まさかこんな日がやってくるとは思わなかったハズ! ディ・モールト(すっごく)喜べッ! なんと『ジョジョ』の生みの親・荒木飛呂彦先生の奥さま、荒木麻美さんが東京大学で講演会を開催することに

    kaitoster
    kaitoster 2009/11/22
    荒木飛呂彦は30歳をすぎてもピンポンダッシュをやっていた。先生、何やってんすか・・・。
  • 『true tears』裏・聖地巡礼のススメ――『true tears』BD化を成立させるために - 反=アニメ批評

    エッセー, アニメ雑記もはや再掲することすら躊躇われるこの解説テンプレとともに繰り返し語ってきた『true tears』。 監督:西村純二シリーズ構成:岡田麿里制作:P.A.WORKS ■『true tears』におけるニワトリどもの復習 ・左…地べた(白色レグホーン種)乃絵から「飛べない鳥」と勝手に決め付けらたうえ、「地べた」という屈辱的な命名を受けたりと、ひどい差別を受けている無様なニワトリ。その過激な迫害ぶりゆえに、多くのマゾヒストにとっての羨望の対象となっている。 ・右…雷轟丸(比内地鶏)乃絵から「飛べる鳥」と認定された選ばれしニワトリ。「天空の事」(注1)をむ権利を持っている。乃絵からの寵愛を受け、死してなお、眞一郎によって絵の主人公に抜擢されもする伝説的英雄。 (注1)天空の事 高い木の上になっている赤い実。飛べる存在は高いところにあるものをべるべきだ、という乃絵に思

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    kaitoster 2009/11/15
    東京でもイベントやってたのか・・・。マックチキン復活も『true tears』BD化記念イベントのひとつだったのですね。
  • センコロール・supercell・新海誠――商業作品と個人制作作品をめぐって - 反=アニメ批評

    アニメ雑記どうも、またまた久し振りの更新です。 いやはや、しかし、ぼくが夏アニメも碌に消化できていないでいるというのに、世間ではもうすでに秋アニメも2週目、3週目に突入しようとしているんですね、怖……。もうほんと、多忙ゆえにほとんどアニメも観れていない生活を送っているのですが、ただ、忙しいのは皆同じなわけですし、更新できない理由を忙しさのせいになどしないという健気な人物を演出するため、当ブログではその事実を伏せておくことにします。 そんなわけで、皆が新作アニメのレヴューで盛り上がっている中、その話題に乗ることができないわれわれは、代わりにほとんど話題にもなっていない、そのうえ既に公開が終わってまでいる劇場公開アニメの話でもしてみようと思います。といっても、何もわざわざマイナーな作品を選ぶことで、「われわれは周りとは目の付けどころが違うのですよ(笑)」、という中二アピールをしては冷笑を買おう

    kaitoster
    kaitoster 2009/10/19
    アニメでインディーズは金持ちの道楽にしかできない故に商業化せざるを得ないか。
  • 『化物語』におけるエロス表現の論理――『true tears』・『けいおん!』・『CANAAN』と続くニワトリ表現の系譜をめぐって - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年夏期アニメそれでは今回は、前回の新作アニメ討議からの宿題となっていた、今期アニメのニワトリたちと対面することにしましょう。 既に当ブログにおいて何度か指摘してきた通り、前期アニメにおいては、作中の至るところにニワトリが散見された作品がありましたよね。 ■なぜ『けいおん!』第4話の脚家に花田十輝先生が抜擢されたのか――ヤマカンと『らき☆すた』と『true tears』をめぐって >率直に言って、ここまで来るともはや、『けいおん!』というタイトル自体が 「 鶏 音 ! 」 を意図していたとしか思えないほどです。 しかしです。『けいおん!』も第4話の時点でならば、そこかしこからニワトリの気配を感じ取っては『鶏音!』などと軽口を叩くことができたでしょうが、しかし回を進めるごとに、 陰惨にも、コンガリ焼きあげられたニワトリの死肉が直接描写されだしもすれば、 まるでそれへ

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    kaitoster 2009/08/02
    ニワトリマニアによるアニメ解説。
  • 『けいおん!』における反復の美学――学園祭ライブにおける唯のパンツ表現に関して - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年春期アニメ第12話「軽音!」をもって、一応の最終回を迎えた京都アニメーション制作による2009年春期の大人気アニメ『けいおん!』。 今回はその『けいおん!』第12話において現れていた「反復」という主題に関して確認していこうと思います。 『けいおん!』第12話は、ひたすら何かを反復します。とりあえず、ここでは「反復」が「差異」を描き出している点については言及しません。ただ、反復に関してのみ、説明することが憚られるほど明らかなシーンから語らせていただけるならば、まずは例えば、家に忘れてきたギー太を取りに唯が駆けまわる場面。 部屋に戻り、ギー太を担いでは再び学校へ急ぐ唯は、第1話冒頭を反復しては、リビングで足を滑らせ、 ・第12話 ・第1話 いきおいよく玄関を飛び出したかと思うと、 第1話と同じ道を同じように走り抜ける。 途中、第1話の寄り道シーンが文字通り反復して挿

    kaitoster
    kaitoster 2009/06/20
    反復がすぎるぞ・・・。
  • 結局『けいおん!』では誰が最強の萌えキャラなのか――『けいおん!』と『CLANNAD』と『らき☆すた』をめぐって - 反=アニメ批評

    エッセー, 反=アニメ批評, 2009年春期アニメ世間では、噂どおり「笹の葉ラプソディ」の放送をもって開始された「涼宮ハルヒシリーズ第二期」の話題で持ちきりの中、今回はあえて同じく京都アニメーション制作のアニメ『けいおん!』の、それも、最新第8話における新キャラ・あずにゃんこと中野梓の登場に沸く中で、あえてここで、これまでの主要4キャラをおさらいしてみたい。 というのも、前々回の記事において、ぼくは以下のように述べましたが、■『けいおん!』第6話における澪のパンツ表現に関する所感――「パンツ表現論4」への助走として ※それにしても、いつも盛り上がるのは澪派ばかりで、ぼくの唯派や、あるいは眉毛派の論客の姿が見当たらないようなのですが、いったいどうなっているのでしょうか。※というか、『らき☆すた』でいえば、かがみ派は澪に、みwiki派は眉毛に、そしてぼくらつかさ派は唯に向かっているのでしょうが

    kaitoster
    kaitoster 2009/05/23
    どうすんだよ。次から人で一杯で頭の中にヒトデ浮かんでくるじゃないか
  • 『けいおん!』第6話における澪のパンツ表現に関する所感――「パンツ表現論4」への助走として - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年春期アニメいよいよ放送された『けいおん!』第6話。 この第6話文化祭のエピソードは、原作では「澪のパンチラシーン」が描かれた回であり、 かつ、『けいおん!』の監督である山田尚子さんもどこぞのインタヴューにおいて、 「(文化祭の澪のアレ)大事に描こうと思ってます。ファンの人にガッカリされないように」 と語っていたことからも、パンツ描写が禁止されているだろうTBSでの放送で、京アニはいったいどんなパンツ表現を見せてくれるものなのかと、パンツ論壇人たちの間では高い期待と関心が寄せられていました。 では早速、当の第6話「文化祭」では、どのようなパンツ表現が用いられていたかを振り返ってみましょう。 文化祭での演奏終了後のステージ上、満足気に袖へと引き上げようとする澪が、不覚にも自らのベースのシールドに足を取られては派手に倒れこんでしまったわけですが、その後、彼女がおもむろ

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    kaitoster 2009/05/10
    こんな暑い日にはパンツの話でもしないとやってられませんね。
  • なぜ『けいおん!』第4話の脚本家に花田十輝先生が抜擢されたのか――ヤマカンと『らき☆すた』と『true tears』をめぐって - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメほとんど今期アニメの話題を独占しているかのような大人気作品『けいおん!』。 今回はそんな『けいおん!』におけるスタッフ、特に脚家のお話です。というのも、『けいおん!』の各話脚担当者リストを目にし、思わず驚かされてしまったからです。 シリーズ構成:吉田玲子 第1話脚:吉田玲子 第2話脚:吉田玲子 第3話脚:村元克彦 第4話脚:花田十輝 > 第 4 話 脚  : 花 田 十 輝 思わず不吉な予感が頭をよぎる、『けいおん!』第4話における唐突な花田先生の起用に関しては、案の定、ぼくの知る限りにおいても既にいくつかのブログが言及なさっていました。 ■『けいおん!』第4話と5話の脚が花田先生な件※今日もやられやく■花田十輝氏の脚の特徴について※流し斬りが完全に入ったのに■けいおん!(アニメ)は原作とテーマが違ってきているって話と花田十輝※WebLab.ota こ

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    kaitoster 2009/04/25
    「 鶏 音 ! 」 に爆笑した。
  • 『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく、反=アニメ批評を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。※ということで、2009年春期新作アニメレヴューその1。 今回とりあげさせていただくのは、今期アニメの中で最大の話題作でありヒット作であろう京都アニメーション制作作品『けいおん!』です。 といってももちろん、この『けいおん!』については、おそらく既に、無数のブログにおいて数多くの指摘がなされていることでしょうから、いまさら、京アニが同じく萌え4コマを原作としたアニメ『らき☆すた』との設定における類似性であるとか、部活作りという展開が『ハルヒ』第1話と、またガールズバンドというモチーフが『ハルヒ』の「ライブ・アライブ」と被っていること、さらにいえば、高い作画レベルで描かれた、どこかふとましくデザインされた女の子たちによるバンド演奏シーンが『まなびストレート』を思わ

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    kaitoster 2009/04/18
    ティーセットも毎日違うのか!毎日日替わりでスイーツとティーセットを持ってくる紬・・・。四次元ポケットでもあるんでしょうか・・・。はっ、まさかあの眉毛が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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