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ブックマーク / hallucinyan.hatenablog.com (3)

  • セカイ系以後の生存の技法――ファウスト系はどうサヴァイヴしたか - A Mental Hell’s Angel

    セカイ系というものがあった。ファウスト系というものがあった。懐かしい。しかしそれらがきちんと総括されたかといえば、個人的に、疑問である。したがって、いちおう自分なりの解釈を書いてみた。 まず滝竜彦の話から始め、舞城王太郎、佐藤友哉に少し触れ、西尾維新について論じ、文芸批評的に総括した上で、最後に現代のアニメーションについてのサブカルチャー批評を付記した。 それでは滝竜彦について。 滝竜彦は『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』でデビューし、『NHKにようこそ!』で一躍人気作家となった元ひきこもり小説家である。 現在の彼はスピリチュアリティに傾倒している。それを「あー滝さんついにそうなっちゃったかー」という冷ややかな眼で見ている読者もいるだろう。しかし、なぜ彼がスピリチュアルにハマったか。それは質的な問いである。その理由を思想的かつ文学的に叙述してみよう。 まず、もちろんのこ

    kaitoster
    kaitoster 2015/01/13
    『現在の彼は、「我々はみんな涼宮ハルヒなのだ。彼女は自分が神であることに気づいていない」と述べ、「自分が神であることに「気付く」のが成熟でありスピリチュアル・グロウス=魂の成長なのです」と述べる』
  • メンヘラと事件の話 - A Mental Hell’s Angel

    2014-03-08 メンヘラと事件の話 迷ったが少し例の件について書く。 憂で思考能力がめっきりと減退し、長らくやめていた煙草もまた自堕落に再開して、その気怠い煙を肺に流しこみながら、朦朧とした意識状態で唐突にブログを書いている。 一緒に文芸同人誌を作った女の子が八階からダイブしたり、その元カレが自殺教唆で逮捕され実名報道され、いま徹底して気分ががらんどうになっている(ニュースを見て、実名報道とインターネットの悪魔的なコンビネーションで社会的抹殺を被ることの恐ろしさを考えながら僕は動揺を隠せなかった)。 「はは、ここから飛び降りたら死ねるよね」と、以前彼女のマンションで、彼女が空疎に笑ったのを聞いたことがある。そのとき僕たちはオフ会の帰りで、オフの参加者とともに彼女の家に立ち寄ったのだった。メンヘラオフという不健全の塊のような会合。ブロンをキメてから来ましたという女もいた。そして立ち寄

    kaitoster
    kaitoster 2014/03/08
    『通話の最中に「ねえ、私が死んだらはるしにゃんに迷惑かからない?」と彼女は言った。おそらく確実に迷惑がかかるだろうという予感はあったが、「どうだろう」と僕は答えた』
  • メンヘラカラオケオフにこのあいだ行ってきたよ - A Mental Hell’s Angel

    2013-06-16 メンヘラカラオケオフにこのあいだ行ってきたよ 喫茶店で「うう……ううう……」と言っていたら「気晴らしにひさしぶりにブログの更新でもしてみたら?」と一緒にいた人から言われたので最近あったことについて書きます。 メンヘラ神(かすうさ)氏とメンヘラカラオケオフなるものをしました。メンヘラだけ集めてカラオケをしようという企画で、総勢十数名いたでしょうか。 狭いカラオケボックス内に詰め込まれたメンヘラたち――境界性人格障害、、躁、不安障害、統合失調症、アスペ、離人症、解離性健忘など、「まるで精神疾患のバーゲンセールだな」という状況だった。アスペがアスペとメルアド交換してたの笑った。 全員がカラオケボックスに出揃うと満面の笑みで人数分のカミソリを配布する主催者。カミソリはメンヘラ御用達の貝印のあれである。主催者のかすうさ氏は手首や腕だけでなく首筋にもカミソリによる切り傷が無数

    kaitoster
    kaitoster 2014/02/21
    『主催者のかすうさ氏は手首や腕だけでなく首筋にもカミソリによる切り傷が無数あり、「あー首まで切っちゃうのかー」という感じで僕は眺めていた。リスカアムカなら長袖着てれば良いけど首はけっこう厄介だな―』
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