レッドブル・レーシングは、放射能汚染の懸念から日本滞在中は現地の食材を食べないようにしているというドイツ紙の報道を、公式見解で否定した。
レッドブルは、今週末のF1日本GPのために独自に食材を発送している。 日本は、3月の東日本大震災によって原発事故の被害を受けているが、今年の日本GPではセバスチャン・ベッテルが2011年のタイトルを獲得する可能性が高い。 Bild am Sonntag は、レッドブルは放射能を懸念しており、80名のレースチーム用の食糧の準備で通常のルーチンを変更したと報じている。 通常、肉や野菜、果物などの傷みやすい食材は地元で購入するが、レッドブルだけでなく他チームも、鈴鹿のためにヨーロッパから食材を持ち込むという。 同誌は、チーム代表クリスチャン・ホーナーも今週末は外食しないようにスタッフに指示したと報じている。 先週末、福島原子力発電所から130km離れたもてぎでMotoGPのレースが開催された。 スペイン人ライダーのホルヘ・ロレンソは、シャワーを使わず、石鹸とボトル・ウォーターで体を洗ったことを明
印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力運営者側に送られたメールの一部 東京電力福島第一原発事故で苦しむ福島の農家支援のため、福岡市内で17日に開店予定だった産地直送品の販売店「ふくしま応援ショップ」が、施設側の要請で出店を取りやめた。「福島からのトラックは放射能をばらまく」などと書かれたメールや出店に反対する電話が相次いだためという。運営側は8日、福岡市役所で記者会見し、「これが風評被害というものか」と悔しさを語った。 店を運営する市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」によると、メールは出店を予定していた農産物直売所「九州のムラ市場」が入る商業施設「マリノアシティ福岡」(福岡市西区)と、プロジェクトに参加している食品宅配組織「九州産直クラブ」に届いた。「九州に福島の物を持ち込むな」「地域の汚染が広がる」などの内容で、出店発表後に計15通が届いたという。7日にムラ市場から「今回は
印刷 岩手県の景勝地「高田松原」の松で作られた薪(まき)を京都の伝統行事で燃やす計画が放射能への不安感から中止された問題で、福島県伊達市の仁志田昇司市長は9日、主催団体と京都市に対し、抗議文を送ることを明らかにした。「根拠のない不安感を助長させ、風評被害を広げ、結果的に東北の復興が遠くなる。決して容認できない」と強く批判した。 薪は、東日本大震災の津波で倒された岩手県陸前高田市の松で作った。被災者らの願いを書き込み、京都の「五山送り火」の大文字で燃やされるはずだったが、放射能汚染を不安視する声に押され、中止された。(紺野信幸) 関連リンク京都で拒否された被災松、夜空焦がす 陸前高田で迎え火(8/8)被災マツ、「送り火」に使われず 鎮魂の思い書かれた薪(8/6)送り火で東日本大震災の犠牲者追悼へ 京都(7/6)津波被害の松を京都五山の送り火に(7/5)特集:東日本大震災
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