「シネマグラフ」がデジタルマーケティングにおいて、流行の兆しを見せ始めている。「シネマグラフ」とは、静止画であるはずの写真の一部が、動画のように動き続ける「新しい画像」のことだ(TOP画像参照)。 流行の要因は、シネマグラフの認知が広がったことに加え、Facebook、インスタグラムなどでの掲載環境が整ったことが挙げられる。また、スマートフォンに保存された動画からシネマグラフを製作できるアプリも登場しており、一部のインスタグラム広告などでもシネマグラフはデビューを飾った。日本でもメディア、プラットフォームでシネマグラフの活用が始まっており、全編シネマグラフで制作された女性ユニットのミュージックビデオも登場している。 これを商機とみたシネマグラフ専門ベンチャーが現れた。大手ストックフォト企業も参入の機会をうかがっているという。そんな、シネマグラフ市場をめぐるベンチャー企業の攻防を見てみよう。
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