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実世界指向に関するkakoiのブックマーク (4)

  • 実世界指向を用いた障害者支援技術に関する研究

    1.はじめに 慶応義塾大学SFC 安村研究室では、実世界指向、および、マルチモーダルインタフェースの研究を行なっているが、その最も重要な応用として障害者支援に関する研究を過去9年間行なってきた。 報告では、実世界指向のアプローチに基づく障害者支援の研究に関して特に、我々がこれまで行なってきた研究事例を紹介する形で報告する。 1.1 障害とは何か 障害者とか、障害という言葉を我々は何気なく使うことが多くなってきたが、その正確な定義は何であろうか。 WHO(世界保健機構)が1980年に定めた定義によれば、障害とは単独の概念ではなく、(1) 機能障害(impairment)、(2) 能力低下(disability)、および(3) 社会的不利(handicap) のことを含んだもの、としている。すなわち、何か身体的・物理的な機能の障害がまずあり、それにより能力の低下が引き起こされる、さらにそれに

  • 3.6.6 実世界指向のユーザインタフェース

    (1)  「実世界指向」のパラダイム 現在のパーソナルコンピュータではグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)が主流となっている。GUIは,計算機の世界に「書類」「ファイル」「机」など現実世界のメタファ(比喩)を導入することで計算機操作をわかりやすくするのが目的である。これにより現実世界の真似をして計算機の世界の操作が行なえるようになった。しかし,結果としては現実世界と計算機の世界にそれぞれ「机」をもつことになり,この二つの世界で行なう作業どうしのインタフェースが問題となっている。例えば,現実世界でのメディアのあり方を考えずに「ぺーパレス化」を目指したOA化がかえって余計な印刷物の増大を招いてしまったことや,計算機から出力された印刷物を見ながらの計算機への入力作業の増大は,現実世界での情報のやりとりと計算機世界での情報のやりとりが有機的に結び付いていないことが原因である。 現在

  • なひたふ新聞・電子回路で芸術を!

    空中配線ロボット 数千個のL,C,R等の受動部品を空中配線で縦横無尽に組み合わせ、立体的な回路を作りました。ピカピカと鮮やかな光を放ち、うろうろとランダムウォークします。障害物に当たると(ある特定の回路がショートして)それを検知し、後退・旋回をして、方向転換します。使った能動部品はトランジスタのみで、ICは使っていません。大きさは一片が約15cmの立方体です。こういう構造のものは全体の78%が破壊されてもその機能を維持できると言われています。 これは、電子回路で芸術を行うことを志して製作した作品です。 製作の経緯 このロボットは、私が東京工業大学のロボットサークルに所属していた頃に、大学の学園祭のために製作しました。最初に製作してからもう7年が経ちます。7年間のうちに2回火を吹きましたがまだ動きつづけています。 このロボットはもともと、SRゲームと言うゲーム用の的としてに開発されました。

  • 直感、触感、実世界指向インタフェース

    「実世界指向インタフェース」という言葉をご存じだろうか。 簡単に言えば、マウスやキーボードを使わないユーザインタフェースである。 一番ポピュラーなのは音声認識。 つまりマイクで喋った言葉を拾ってコンピュータを操作することだ。 だが、これは実世界指向のほんの一端に過ぎない。 数年以内にはさまざまなデバイスが実用化され、 われわれの前に登場しそうだ。 ボタンの無いモバイル情報端末 まずは日立が開発した 「一切のボタンを排除したモバイル情報端末 Waterscape」を見て欲しい。 体を傾けてディスプレイに表示される“泡”を操作して、ボタンの代わりにする。 ひとつひとつの泡はメールだったり、画像だったり、映像だったりする。 ある泡を中央に運んで端末を水平にすると情報が表示される。 見終わったら、端末をシャカシャカ振ると情報が消える。 暇潰しにだらだら情報を見るには、このくらいでも十分使える。

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