語呂合わせで「アナゴの日」となる5日、全国有数の水揚げ量を誇る大田市の国民宿舎さんべ荘(三瓶町志学)でアナゴを供養する鎮魂祭が初めて執り行われ、施設の代表者や従業員が感謝をささげた。1日限りの特別定食の販売もあった。 鎮魂祭はレストラン内であり、大田市産アナゴを供物として用意し、近くの高田八幡宮の神職が執り行った。スタッフ13人が参加し、宇谷義弘社長(75)らが玉串をささげた。 さんべ荘では年間6千匹ものアナゴを仕入れ、丼や天ぷらそば、弁当などとして販売している。宇谷社長は「本当に感謝の気持ちでいっぱい。コロナが落ち着けばまた多くの方々に食べに来てほしい」と述べた。 アナゴの切り身や天ぷら、茶わん蒸しといった1日限定の特別メニューを盛り込んだ「大あなご定食」(1750円)も提供。来館者がゆっくりと味わった。 このほかにも市内では、数多くの飲食店や旅館が趣向を凝らした限定メニューを振る舞った
白身魚やエビなどの水揚げをする漁師、ウィーリー・ローダーさん=英スコットランド北部フレーザバラで5月27日、横山三加子撮影 欧州連合(EU)離脱完了から半年がたった英国の漁業は、EU向けの出荷減少と、コロナ禍の二重の苦しみにあえいでいる。離脱前、英海域で操業するEU漁船の多さに不満を持ち、「海の主権を取り戻す」と離脱を強力に支持してきた英国の漁師たちは今、何を思うのか。英北部スコットランドの港町を訪ねた。 「離脱しても漁獲割り当てが増えるわけでもない。むしろ、ノルウェー海域に行けなくなった分、漁獲量は減ったよ」 5月末でも吹き付ける風が冷たく、厚手のコートが必要なほどのスコットランド北部の港町フレーザバラ。水揚げ中の漁船の船長、ウィーリー・ローダーさん(62)が、作業の手を止め、そう語った。 当初、EU離脱の「果実」とされたのが、外国との独自の漁業交渉権だった。だが、英国とノルウェーの交渉
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