仕事は嫌いじゃないし、頑張って成果も出したい。でも最近は残業続きの忙しい毎日で、体力的にも精神的にもそろそろ限界————。このように、真面目に働く女子ほど心身ともに疲弊してしまうケースは多い。本気で仕事に取り組みつつ、健康な身体と心を維持しながら心地良く働くことはできないのだろうか。そのヒントを求めて、『「すり減らない」働き方』などの著作がある人材コンサルタントの常見陽平さんにお話を伺った。 「女性がちょうどよく働く」という選択肢が 今の日本社会には存在しない 人材コンサルタント 常見陽平さん 1974年生まれ。一橋大学商学部卒。株式会社リクルート入社後、『とらばーゆ』編集部などを経て、玩具メーカーに転職。新卒採用を担当する。2009年、人材コンサルティング会社、株式会社クオリティ・オブ・ライフに参加。2012年に独立。「就活」「働き方」をテーマに執筆や講演活動を行う。著書に『「すり減らな