「すごい会議」を購入した人にはぜひ一度読んでほしい。「すごい会議」の公式副読本はおそらく「すごい考え方」なのだろうけど、この本もぜひ加えてほしい。すごい会議はこの TIME TO THINK をプロジェクトの推進で使うためにフレームワーク化したものだと言えるから。 問題の正しい対処の仕方を知っていて、一人で実践する分にはうまく行くのに、皆にそれをやってもらおうとした途端にうまくいかなかった経験はないだろうか? たとえばプログラムでもいい。セオリーとしてどのようにすべきか、きっとあなたは知っている。ファウラーのリファクタリングも読んだし、デマルコのデッドラインも読んだ。もちろん達人プログラマーだって読んだし、デザパタ本だって読んでいる。コードコンプリートもライティング ソリッドコードも読んだんだ。楽々ERDレッスンも読んだ。何をすべきかは知っている。 ところが、それを組織でやろうとしたときに