持ち株会社の整理進めるVodafone、次は仏SFRか？：欧州の視点：オルタナティブ・ブログ
VodafoneはCEOのVittorio Colas氏の下、社内の組織再編とともに、投資方針の見直しを進めることを発表している。これにあたり、出資している海外オペレータの保有株式を管理する事業部を設け、主力事業とは別に運営していく。 売上高ベースでは世界一のオペレータであるVodafone、かつては日本をはじめ、国外オペレータへの出資により世界地図をVodafoneカラーの“赤”で塗り替えようとしていた。だが、時代は変わっている。業界におけるオペレータの立ち位置が変化しているようにも思える。 すでにChina Mobileの持ち株を売却（発行済み株式の3.2％を保有、売却金額は約43億ポンド）する計画が発表されているが、週末には仏SFRの売却話が持ち上がった。SFRはフランス2番手のオペレータでVodafoneは44％の株式を保有、金額は110億米ドルともいわれている。SFRの主要株主は
ボイスメールをテキスト変換するSpinVox、身売りか？：欧州の視点：オルタナティブ・ブログ
英国のベンチャー企業、SpinVoxが売却先を探すようだ。 SpinVoxは「革新的なテキスト変換技術」により、ボイスメールをテキスト変換するサービスで注目を集めた。昨年には1億ドルの調達に成功、IPOもうわさされていたSpinVoxだが、同社の“革新的技術”は実は、コンピュータというより人（コールセンターのスタッフ）がベースであり、プライバシーの懸念が持ち上がった。また、コールセンターの拡張性など、技術やビジネスモデルについても懐疑論が出ていた。今回のニュースはその矢先のことだ。 投資会社の中には、評価額を90％も切り差げるところもあるようだ。 SpinVoxの最近のスキャンダルについては、こちらのコラムを参照。
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「iPhone」、英国でマルチオペレータに、OrangeとVodafoneが提供へ：欧州の視点：オルタナティブ・ブログ
