9月15日、オラクルのラリー・エリソンCEO(最高経営責任者)はサン・マイクロシステムズと共同開発したデータベースマシン「Exadata Version 2」を自ら発表した。オラクルが買収するサンとの協業第一弾となる。データ分析に加え、高速なOLTP(オンライントランザクション処理)が可能で、IBM製メインフレームの置き換えを狙うという。エリソンCEOはなぜ打倒IBMにこだわるのか。日経コンピュータ編集部の記者数人が、かつては日経ウォッチャーIBM版編集部に在籍していた日経コンピュータ編集長に尋ねた。 記者 さきほど、オラクルのラリー・エリソンCEOが、“the World's First OLTP Database Machine”を発表し、その様子がWebを使って全世界に中継されました(関連記事「米オラクルが米サンとの統合に先行し、第一弾ハードを発表」)。御覧になりましたか。 編集長