ペットフードを食べる犬(2014年5月18日撮影、資料写真)。(c)MICHAL CIZEK / AFP 【10月16日 AFP】犬や猫の餌用に人気が高まっている生肉ペットフードには、さまざまな薬剤への耐性を持つバクテリアがあふれており、動物や人間に深刻なリスクをもたらしているとする研究結果が16日発表された。 英国王立協会(Royal Society)のオンライン科学誌「ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス(Royal Society Open Science)」での報告によると、スイスで購入され試験された生肉ペットフードのサンプルのうち4分の3は、胃腸感染症の原因として知られるバクテリアの数が推奨される限度値を超えていた。また半数以上に、殺菌剤の影響を受けないバクテリアが含まれていた。 生肉ペットフードの売り上げは、犬用の製品を中心に近年大幅に増えている。犬の体力や免疫力を高めると