[東京 29日 ロイター] - 自民党の安藤裕衆院議員らは29日、大規模な財政出動と減税が望ましいとの提言書を取りまとめ、西村康稔経済再生相に手渡した。消費税率は5%への引き下げが望ましいが、次善の策として軽減税率の5%への引き下げを提言。2019年度補正予算は10-15兆円、20年度も同額の特別枠が必要としている。国土強靭化のため、年間2兆円程度の予算を最低10年間継続し、プライマリーバランスの枠外と位置付けるべきとしている。 (竹本能文)
出張先のビジネスホテルで急死した男性(26)の遺族が、労災を認めなかった労基署の決定に不服を申し立てていた(審査請求)事案で、労働局は労基署の不支給決定を取り消し、労災を認める決定をした。決定は11月26日付。 【写真】労災認められず、遺族「労基署に絶望」 遺族の代理人をつとめる川人博弁護士らが、11月29日、東京・霞が関の厚労省で会見を開き、決定の詳細を明らかにして、「審査請求して逆転で認められるケースは5%くらい。事案をしっかり検討した決定だ」と語った。 ●過密スケジュールに、過酷な運転労働 川人弁護士によると、男性は外国製大型クレーン車の販売営業をする勤続4年目の正社員。出張先の三重県内のホテルで2016年5月19日、急性循環不全による心臓突然死で亡くなった。 男性は、山形県から三重県にわたる12県を担当。毎週月曜、午前7時から横浜市内の本社である会議に出席し、その後は金曜まで社用車
テレビショッピングでおなじみの「ジャパネットたかた」。テレビ画面で印象的だった高田明氏の後を継ぎ、2015年に高田旭人氏がジャパネットホールディングスの社長に就任。働き方の見直しを含む経営改革を実施、一時低迷していた企業業績を伸ばし続けている。高田社長に取り組みについて聞いた。 白河桃子さん(以下敬称略) 「ジャパネットたかた」という社名からパッと浮かぶのは、高い声が印象的だったお父様(前社長の高田明氏)です。そのお父様から社長職を継がれて以来、独自の働き方改革を積極的に推進され、増収増益を更新しているとのこと。特に驚いたのは、「16連休」が取得可能な休暇制度の導入です。かなり思い切った施策だと思うのですが、なぜ社員を休ませようと思うに至ったのですか。 高田旭人社長(以下敬称略) 注目いただき、ありがとうございます。スーパーリフレッシュ休暇制度の導入に関しては、「休ませよう」と発想したとい
「よゐこ」「オセロ」「ますだおかだ」など多くの人気漫才コンビを育てた伝説的マネジャーで芸能事務所「ステッカー」の取締役、難波規精(なんば・のりあき)さんが先月28日、都内の病院で死去した。55歳。大阪府出身。すい臓がんで闘病していた。葬儀・告別式は近親者で行った。 【写真】人気コンビとなった中島知子、松嶋尚美の「オセロ」 88年松竹芸能に入社。学園祭で物まねをしていた中島知子(48)をスカウトし、松嶋尚美(47)と「オセロ」を結成させて人気漫才コンビに育てるなど新人の発掘、育成で才能を発揮。「よゐこ」「TKO」「ますだおかだ」など数多くの人気コンビを輩出した。 「拝金主義が当たり前の芸能界では珍しくカネも名誉も欲しがらない人で、タレントが売れだすと一気に興味を失うタイプ。タレントが売れていく成長を一緒に歩んでいくのが生きがい」(仕事仲間)で、同社の東京支社長になったのを機に退社。松嶋尚美の
韓国与党の“共に民主党”は今日(22日)、韓国政府が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了を延長したことについて「文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の国益のための原則ある外交的勝利」と評価した。一方で最大野党の“自由韓国党”は「国家安保を心配した国民の勝利だ」と相反する反応を見せた。 共に民主党の報道官はこの日、国会での会見で「日本政府の前向きな態度の変化を受け入れた韓国政府の決断を歓迎する」と語った。 また「韓国政府の措置は、国民の安保不安を解消し、米韓同盟をより強固なものにすることにも肯定的に寄与するとみている」、「これから日本は輸出規制の解決のための対話に誠実に臨まねばならない」と強調した。 自由韓国党は「日韓両国の努力を通じてGSOMIAは安定的に持続させなければならない」、「(GSOMIA終了猶予決定は)国家安保を心配する国民の勝利だ」と語った。同党の首席報道官はこの日、
沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたことで、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(1月5日スタート、毎週日曜後8・00)の現場も大混乱に陥った。初回放送から登場する重要な役どころだけに撮り直しや編集が事実上不可能な状態。16日に幹部が緊急で集まって対応を協議したが、先行きが見えない状況で関係者は「最悪中の最悪」と頭を抱えている。 【写真】12年ぶりグラビアで白の水着姿を披露した沢尻エリカ 沢尻容疑者の突然の逮捕劇にNHKに激震が走った。斎藤道三の娘・帰蝶で、後に織田信長の正室となる濃姫役。6月4日のクランクイン時から撮影に参加しており、出演シーンも多い。初回放送まで2カ月を切った段階で大枠の編集作業も完了しており、関係者は「ほぼ出ずっぱりなので、これから再編集するにしても時間がない。前半部分の十数話の撮影は終わっている。セットも別のものに造り直しているため、スケジュー
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、市の条例改正で「分限休職処分」を受け、給与を差し止められた加害教員4人のうち30代の男性教員1人が、処分を不服として取り消しを求め、市人事委員会に審査請求したことが8日、関係者への取材で分かった。男性教員側は「職員の意に反した休職について、刑事事件で起訴された場合に限る地方公務員法の委任範囲を超えている。身分保障の観点から適当ではない」などと、市の対応を批判している。 【写真】給与差し止めへ条例改正 世論に押されスピード成立 市は、加害教員4人に有給休暇を取らせていることに市民らの批判が殺到したため、4人の給与差し止めを念頭に条例を改正。分限休職処分の対象に職員が重大な非違行為を犯し、起訴される恐れがある場合などを追加した。市教育委員会が諮問した職員分限懲戒審査会は「一部教員は起訴される蓋然性(確実性の度合い)が非常に低い」などと
男性教諭に激辛カレーを強制的に食べさせるなどのイジメ問題が持ち上がった神戸市立東須磨小学校の加害側4教諭に対し、市教委は10月31日付で給与を差し止める分限休職処分とした。外部有識者らでつくる審査会が処分に反対していたが、押し切った異例の決定だった。 【画像】なぜ教師が子どもを「いじめ」るのか 4人の加害教諭は問題が発覚した当初から「有給休暇」を取得して休んでいたが、10月29日に神戸市議会は条例を改正。4人の加害教諭の給与を差し止めた。神戸市議がこう解説する。 「先生のイジメをやめさせないとアカン。イジメを率先してやっている加害教諭に対して、給料が払われるというのはまずい。市にも抗議がたくさんあった。世論に動かされた格好ではあるが、条例改正は当然だろう」 そんな中、加害教諭の1人、Aの最近の動向がわかった。話した知人らによれば、被害者の男性教諭に対し、「なんでこっちばっかり悪いんや」「あ
神戸市の小学校で、教師4人が同僚の男性教師に悪質ないじめを繰り返していた問題で、加害教師4人を休職にして給与を差し止める処分が決まりました。 神戸市の東須磨小学校で、同僚の男性教師に悪質ないじめを繰り返していた教師4人は、現在、有給休暇の扱いになっています。 市民からの苦情を受け、神戸市では起訴される恐れのある職員を休職させた上で、給与の支払いも停止できるようにする条例が、30日施行されました。 条例を受け教育委員会は、弁護士など3人でつくる審査会に、4人を休職にするかをはかった上で、31日に臨時の委員会を開き、満場一致で給与を差し止める処分が決まりました。 休職処分による給与の差し止めは、調査後に決まる懲戒処分とは異なるもので、4人は処分に対して不服の申し立てをすることができます。
「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」など異色のコンテンツを生み出し続けるテレビ東京が、今度は民放初の「赤ちゃん向け番組」を制作、放送することが10月31日、分かった。0~2歳の乳幼児をメインターゲットにした「シナぷしゅ」(12月16~20日、前7・35)。0~2歳児を対象にした番組はNHKが1996年からEテレ「いないいないばあっ!」(月~金曜前8・25)を放送しているが、民放としては初の試み。視聴率の対象外だからと、これまで民放が手を出さなかった知育番組の領域に挑む。 【写真】声優に挑戦、激しく体を動かす松丸友紀アナ 「赤ちゃんにテレビやスマホの動画は見せていいのか?」――。疑問を持った育児奮闘中のテレ東社員が「赤ちゃんにも良質な動画コンテンツを提供したい!」と“赤ちゃんプロジェクト”を始動。コンテンツ統括局編成統括部の飯田佳奈子氏を中心に、制作局のみならずアナウンス部やビジネスセクシ
X JAPAN・YOSHIKI(年齢非公表)が16日、都内で、「マクドナルド てりやきマックバーガー 30周年記念イベント」に登場した。1989年に発売開始のロングセラー商品をベースに、「旨辛てりやき」などの新メニューを考案。日本生まれの定番味に、「辛いモノは嫌いじゃないので。もうちょっと辛かったら、さらにおいしくなるかなと思って」とアレンジを加えた。 【写真】被災地に駆けつけたYOSHIKI 細身の体で大きな袋を運び出す “YOSHIKI伝説”のひとつに、カレーが辛すぎることに激怒し、体調も崩したためにライブリハーサルを中止して帰宅したというエピソードがある。テレビ番組で自らネタにすることもある仰天事件を、「そういう過去は消せないですね。アレはものすごく辛かった。スタッフの方が用意してくださったのがいつもと同じカレーと思っていたら、30倍の辛さで。リハ前に一気に食べて、貧血になっちゃって
新聞のお悔やみ欄をみて「故人からわいせつなDVDを預かっている」などと、ウソの内容の手紙を送りつけ、現金を脅し取ろうとした男の裁判で、検察は男に懲役1年6か月を求刑しました。 佐呂間町の松尾邦春被告は、ことし6月夫を亡くした札幌市南区の60代女性に「故人からわいせつなDVDを預かっている」などと、ウソの内容の手紙を送りつけ現金を脅し取ろうとした恐喝未遂の罪に問われています。9日の裁判で、松尾被告は起訴内容を認めました。同様の手紙は100人に送付されていて、自分名義の口座番号などを手紙に記載したことについては「まさか警察に訴える人がいるとは思わなかった」と話しました。検察は「夫を亡くしたばかりの被害者に追い打ちをかけるような犯行はきわめて悪質である」などとして、懲役1年6か月を求刑しました。松尾被告への判決は11日言い渡されます。
経済産業省は28日0時に、貿易管理上の優遇区分「グループA」から韓国を除外し一つ下の「グループB」に引き下げた。軍事転用が可能な品目の不正輸出を防ぐ安全保障上の措置で、韓国向けの輸出手続きが厳格化した。韓国政府の反発は避けられず、日本への報復措置が強まる恐れがある。韓国情勢に精通する早稲田大学政治経済学術院の深川由起子教授に日韓対立の解決策などを聞いた。 ―今後の展開をどう見ていますか。 「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の有効期限切れの前に、天皇陛下の即位の礼がある(有効期限は11月22日、90日前の8月24日は更新期限)。韓国は体面が重視される社会なので、全世界の首脳が参列する中、韓国だけ派遣できないのはまずいことになる。これは韓国にとって日本人が考えている以上に大事なことだ。それまでに落としどころを探りたいという切迫感はあるようだ」 ―両国が歩み寄るための方策は。 「一つは互いに
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA・ジーソミア)終了に関連して発生した韓米間意見の違いを英単語の解釈誤解から始まったと釈明した。 ユン・サンヒョン国会外交統一委員長(自由韓国党議員)は26日、国会外交通商委院長室で康長官に会ってから開いた記者会見で「米国がGSOMIAの破棄決定を『理解した(understand、アンダースタンド)』という表現に関連して誤解があった」と言った康長官の発言を伝えた。ユン委員長は「アンダースタンドの意味を韓国語に直訳すれば『理解する』だが、われわれが考える『理解する』と米国の『アンダースタンド』は大きな乖離がある」として「『韓国の立場をすべて理解する」という意味で青瓦台(チョンワデ、大統領府)は話したが、『それは違う。アンダースタンドの意味が分からなかったようだ』という話も出てきた」と明らかにした。 青瓦台は22日、GS
ブラック企業吉本興業の実態 社長にはビンタをくらった 「芸人というのはな、商売道具のオモチャやから。お前が出世するための道具として使っていったらええんや。ボロ雑巾みたいに使えばいい」 【写真】詐欺グループ忘年会で「闇営業」 熱唱する宮迫博之 焼き肉店で食事をしていると岡本(昭彦)社長は、私にそう言い放ち、 「一部のメンバーにだけ気を遣ったらええんや」 と付け加えました。すると同じテーブルにいた幹部たちは大爆笑したのです。この時から上層部に対する私の不信感が芽生えていきました。 <本誌の取材に対して、吉本興業元社員の男性A氏は、苦渋の表情を浮かべながらこう語り始めた。 A氏はかつて吉本興業のエリートマネージャーとして、日本人なら誰でも知っているような売れっ子芸人を何人も担当してきた人物。そんなA氏が、「闇営業」問題で揺れる吉本興業の「真の姿」を多くの人に伝えるべく、重い口を開いた。> 岡本社
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