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2022年4月2日のブックマーク (5件)

  • 映画は「時代の不安」のタイムカプセルだ

    押井監督お久しぶりです。 押井:お久しぶり。 前回は「仕事に必要なことはすべて映画で学べる」がテーマ(単行はこちら)でした。今回のテーマは「映画歴史観を学ぶ」ということなんですが。 押井:なるほど。 押井監督は以前「文化歴史の忘却装置だ」とおっしゃっていましたね。 押井:うん、言葉をもうちょっと補足すれば「いま現在、文化歴史の忘却装置にしかなってない」っていう話なんだけどね。僕が主張したいのは、文化歴史の忘却装置であっていいのか? っていうことなんだよ。 あっていいのか。忘却装置ではいけないんでしょうか。 押井:「嫌な日常を忘れて、エンタメを楽しみたい」っていう気持ちはわかるよ。開放感を味わいたいとか、カタルシスを味わいたいとか、誰かの夢いっぱいの人生を追体験して、たどってみたいとか。それはもちろん映画の基的な機能だから。だけどそれだけになってしまって、浮き世のことを忘れる「忘

    映画は「時代の不安」のタイムカプセルだ
    kamanobe
    kamanobe 2022/04/02
  • 24.ちば先生との再会 | よりみち日記2 | 道草晴子 | 連載 | 考える人 | 新潮社

    はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。 「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。 どうして自分が「考える人」なんだろう――。 手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな

    24.ちば先生との再会 | よりみち日記2 | 道草晴子 | 連載 | 考える人 | 新潮社
    kamanobe
    kamanobe 2022/04/02
  • トラベラー - 今井哲也 / 【コミックDAYS読み切り】トラベラー | コミックDAYS

    トラベラー 今井哲也 劇場版アニメの2022年初秋公開が発表されて注目を集める『ぼくらのよあけ』! 作者・今井哲也氏は月刊アフタヌーン主催の新人賞「四季賞」出身であり、作『トラベラー』は当時の選考委員・かわぐちかいじ氏から「にくらしいほどうまい」と評された2005年冬のコンテスト四季大賞受賞作。みずみずしい青春がタイムリープでその輝きを増す傑作長編、長き不可読期間を経て待望の公開!

    トラベラー - 今井哲也 / 【コミックDAYS読み切り】トラベラー | コミックDAYS
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    kamanobe 2022/04/02
    さすがに上手い。
  • 憧れの校閲記者になるまで|コトバのゲンバ(中日新聞校閲部)

    こんにちは、この4月で入社3年目になる稲垣あやかです。 シリーズ化しつつある「 #この仕事を選んだわけ 」。 3回目は僭越ながら、私のきっかけの話をしたいと思います。 校閲という仕事を知るまで私が新聞社に「校閲」という業務があると知ったのは、高校3年生の春でした。大学受験を控えて、自分の将来についてぼんやりと考えていた頃のこと。 「校閲記者って知ってる?」 きっかけは、国語の先生の一言でした。 当時の私は、とにかく日語に興味があり、街中で気になる言葉を見つけてはその先生へ報告をしていました。 そんなときに言われたのが上記の言葉。 「校閲ってなんだろう?」 そう思った私は、とりあえず辞書を引きました。 こう‐えつ【校閲】 しらべ見ること。文書や原稿に目を通して正誤・適否を確かめること。「原稿を―する」 「広辞苑」から辞書の説明では、分かったような分からないような感じで、「文章の誤りを直す仕

    憧れの校閲記者になるまで|コトバのゲンバ(中日新聞校閲部)
    kamanobe
    kamanobe 2022/04/02
  • わたしったら文章が上手くて、ほんとによかった(どすこいしんどみ日記)|岸田奈美|NamiKishida

    「文章を書くのが苦手なんですが、練習して上手くなった方がいいですか?」 よく聞かれるので、そのたびに答える。 わっかんねえ。 いや、実際にはなんか、もうちょっとモゴモゴと当たり障りないこと言う。練習できるなら、した方がいいんじゃない。使うところいっぱいあるし。仕事でも役立つしさ。モゴモゴ。 でも、結局は。 わっかんねえ。 知らねえ。 上手い文章って、なんだろうね。 数行読んだだけで、直感的に「この文章、うんメェェェ〜!?!?」って、丘の上で咽び鳴くヒツジみたいになることは、ある。どうでもいいけど、気になって調べたら、メェーって鳴くのはヤギだった。ヒツジはバァーって鳴いてた。豆知識。 試しに検索してみたら、上手い文章◯ヶ条なる情報が出てきた。 「一文にはひとつの意味しか書かない」「結論から簡潔に述べる」とあり、ヤギだとかヒツジだとか思いついたことをグダグダ垂れ流すのは論外だった。 自分が、文

    わたしったら文章が上手くて、ほんとによかった(どすこいしんどみ日記)|岸田奈美|NamiKishida