炎上騒動を起こしながらも世界的に大ヒットしている『バービー』が、8月11日より300を超えるスクリーン数で日本公開された。しかし、全世界で興収1500億円を超えるスーパーヒットになりながらも(全米では『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に次ぐ今年2位のヒット)、日本では公開週末の全国映画動員ランキング(8月11日~8月13日)で8位(推定興収1.9億円、動員12.7万人)という厳しい結果になった。 (秋の大ヒットが期待される洋画はディズニーの変化球的に刺さる新作) 動員数で、公開4週目の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2位)、2週目の『マイ・エレメント』(5位)と『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(6位)を下回っている。ネットニュースをはじめ、メディアではそれなりの露出があった本作だが、興行には結びついていないようだ。 筆者作成【ランキング表】2