見た目は気に入っているけれど、使い勝手がどうにも悪い急須があり、以前から頭を悩ませていました。 先日も顔を出した以下の急須です。注ぎ口の根元がぷっくりしています。見た目はいいのです。なんかポテッとしていて可愛げがある。 ただ、この根元部分に茶葉が詰まり、湯がちゃんと出てこないという致命的な欠陥があります。茶が出てこないので傾けると、ふた部分から盛大に茶がこぼれ、周囲にけっこうな被害が出ますし、ふたを押さえている手も熱い。 見た目は気に入っているので捨てるには忍びない。だけど急須としては使えない。 しばらく頭をひねり、この急須は植木鉢として活用しようと決心しました。 底に穴さえ開ければ後はなんとでもなる、と手持ちのドリルでギュイーンとやってみました。格闘すること数分、ドリルが折れました。 陶器は、硬かった。 「さあて面白くなってきたぞ」と大人の余裕を装いつつ、スマホで解決策を検索します。その