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ブックマーク / www.akishobo.com (21)

  • よみがえるヒロインたち - オースティンと『イカゲーム』のヒロインたち | ウェブマガジン「あき地」

    1.『イカゲーム』のセビョク 先月、Netflixオリジナルドラマ『イカゲーム』の主演イ・ジョンジェとチョン・ホヨンが、第28回SAG(全米映画俳優組合)賞のドラマ部門でそれぞれ主演男優賞と主演女優賞を受賞し、大きな話題となった。非英語作品からドラマ部門の主演男優賞と主演女優賞が受賞するのは初めてということを踏まえても、この韓国ドラマへの注目度の高さがうかがえる。i チョン・ホヨンの受賞は、その演技力だけでなく、彼女が演じたセビョクという女性が体現するヒロイン像の新しさにも関係しているのかもしれない。そして、その新しさはイ・ユミ演じるジヨンと共演した第六話に象徴されている。 『イカゲーム』は、命を賭けたデスゲームに参加する人々の人間模様を描いている。チョン・ホヨン演じるセビョクは、失業して家族にも見放されてしまった主人公のギフン(イ・ジョンジェ)のように、命を賭けて大金を手に入れるため、デ

    よみがえるヒロインたち - オースティンと『イカゲーム』のヒロインたち | ウェブマガジン「あき地」
    kamanobe
    kamanobe 2022/04/20
  • ニューヨークで考え中 - 母と継母 | ウェブマガジン「あき地」

    304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母235それぞれの222夢 その三単行第3巻、日発売です。単行第3巻、2020

    ニューヨークで考え中 - 母と継母 | ウェブマガジン「あき地」
    kamanobe
    kamanobe 2021/12/17
  • ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」

    305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母235それぞれの222夢 その三単行第3巻、日発売です

    ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」
    kamanobe
    kamanobe 2021/05/20
    猫抜け毛図案かわいい!
  • ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」

    305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母235それぞれの222夢 その三単行第3巻、日発売です

    ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」
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    kamanobe 2020/04/16
    ヒャー大変。
  • 犬(きみ)がいるから - 来客のあとで | ウェブマガジン「あき地」

    二月に書いたきり、ぷっつりと途絶えてしまった名犬ハリー号のハートウォーミング連載「犬がいるから」。四か月ぶりの更新になってしまった。大変ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。 いやはや、当に大変だったのだ。何が大変だったかというと、息子たちの高校入学、そしてその後の数か月が想像以上に怒濤の日々だった。自分が高校生だった頃を思い出しては、母として一体どうしたらいいのかと悩みまくったのだが、息子たちにとって高校進学という環境の変化は、私の想像以上に大変なことだったらしい。彼らに比べ、私は随分鈍感なティーンだったのかもしれない。なにせ、葛藤が記憶にない。ただただ、通っていたような気がする。部活は帰宅部、趣味は買いい。私は当に鈍感な子であった。しかし息子たちは違う。私と彼らとの間で緊迫したやりとりが増え、大いに悩まされた。申し訳ないとは思いつつも、ハリーのことを一番に考える余裕がなかっ

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  • 弱き者たちの叡知 - 言葉の護符 | ウェブマガジン「あき地」

    今、世界は未知なるウィルスの脅威におびえています。素朴なことですが、とても重要な体を守る方法のいくつかを私たちはもう知っています。 しかし、人は体だけで生きているのではありません。体が危険にさらされるとき、それを引き受けるのは心です。 身心一如という言葉があるように、体と心は一つです。だからこそ、こうしたとき、私たちは体を守るのと同じように心を守らねばなりません。 体を守ることだけに懸命になると、心が消耗してしまいます。体を守るために私たちは物を摂り入れ、休息の時間を持ちます。 同質のことを心にもほどこさなくてはならないのです。心の糧、それは言葉です。清浄な水と栄養豊富なべ物を摂取するように、たしかなはたらきをもった言葉を心に注ぎ込み、やはり、十分な憩いのときを持たねばならないのです。 どこからかやってくる不安や恐怖から私たちを守ってくれるのは言葉であることは、私の経験でもありますが、

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  • ニューヨークで考え中 - 「マメナシの街」 | ウェブマガジン「あき地」

    305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母235それぞれの222夢 その三単行第3巻、日発売です

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  • 2000万円足りない人の、とりあえずの500万円 - 貯蓄ゼロのあなたのために | ウェブマガジン「あき地」

    貯蓄ゼロのあなたのために、僕は伝えたいことがあるんです。 まず最初にこの文章にたどり着いてくれてありがとう。あなたがこうして読んでみようと思ってくれないと、僕はあなたに出会えません。今までいろんなを書いてきて、いつも僕が書きたいと思っていたのは、貯金が全然ない人のための文章です。でも、全ての出版社から反対されました。そういう人はを買わない、文章を読まない。プロの編集者が言うのだからそうなのかもしれません。でも、誰よりも、お金について知ってもらいたいのは、貯金がゼロの人なのです。そこそこ貯金のある人は僕のや文章を読んでくれます。話も聞いてくれます。そして、どんどん得をしていきます。どんどん貯蓄も増やしていきます。それも嬉しいのですが、もっと聞いて欲しい、伝えたい人がいるんだよなあ。何年も悶々としていたら、亜紀書房さんが、そう言う企画をやってみたいと言ってくれたのです。 多くの人が失敗す

    2000万円足りない人の、とりあえずの500万円 - 貯蓄ゼロのあなたのために | ウェブマガジン「あき地」
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    kamanobe 2019/11/17
    あき地の新連載ラッシュだ👏
  • どうも、神父です。 - はじめましてのごあいさつ | ウェブマガジン「あき地」

    どうも、神父です。 島根県にあるキリスト教の浜田教会、益田教会で神父として働いている大西勇史と申します。 「神父です」と自己紹介するとよく言われるのだが、結婚式場で新郎新婦に「誓いますか?」と尋ねる人ではない。あの方々は、式場のスタッフだったりバイトで来ている人だったりすることが多いらしい。えっと、牧師さんとも違う。牧師さんはキリスト教の「プロテスタント」と呼ばれるグループに属していて、僕(の教会)はキリスト教「カトリック」に属している。 カトリック教会では、ミサを司式し、信者の世話をする人のことを神父や司祭と言って、信者の方からは神父様、神父さん、〇〇さんなどと呼ばれている。年配の信者さんは自分のような若輩者にも「神父様」と「様」をつけて呼んでくださったりする。「様」って、皆さんは普段使うことはあるだろうか。手紙やメールの宛名に使うことはあっても、聞いたり言ったりすることはあまりないので

    どうも、神父です。 - はじめましてのごあいさつ | ウェブマガジン「あき地」
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    kamanobe 2019/11/17
  • 山と獣と肉と皮 - ケモノ喰らい Ⅰ | ウェブマガジン「あき地」

    【最期のとき】 猪が死んでいくのを初めて見たのは、3年前の冬だった。 朝5時半、枕元のケータイが鳴った。出ると、 「イノシシかかっとっぞー。箱に入っとるけん、くるか?」 という威勢のいい声。私は寝惚けつつも、 「行きます!」 と即答していた。電話を切ったら、急に目が覚めた。 布団から静かに這い出し、寒さに震えながら家族が寝静まる部屋をそっと出た。あわてて身支度して、カメラチェック。フル充電しているバッテリーを探る。大丈夫、行ける。まだ2歳の末っ子が気掛かりだったが、布団に包まって眠る主人に “ごめん、任せる!” と託し、家を飛び出した。細い坂道を駆け下りると、おじさんが軽トラのエンジンをかけて待っていた。おじさんは猟師。私が助手席に飛び乗ると、ルパン三世の車みたいに躍動的に走り出した。 何年も前から鹿や猪の肉をもらっていた私は、いつしかおじさんの狩猟に同行してみたいと思うようになっていた。

    山と獣と肉と皮 - ケモノ喰らい Ⅰ | ウェブマガジン「あき地」
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    kamanobe 2019/06/23
  • ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」

    308どちらが過酷か307パステルの峡谷306守られた街で305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母

    ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」
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    kamanobe 2019/04/16
    “「アメリカ人にとっては『ちゅうごく』と覚えるのも『Zhōngguó』と覚えるのも同じだ」と言っていて、それはそうだなと思いました” それはそうだな。
  • 猫と詩人 - ノリと妹と | ウェブマガジン「あき地」

    シロに子どもを産ませたのは誰か。だいたい見当はついているのだが、たぶん、近所で最も目つきと顔つきの悪い野良の「オヤブン」である。たまにしかベランダにやってこなかった。オヤブンが来たときだけ、シロは威嚇の鳴き声を出さなかった。 シロが産んだ子は四匹いたが、三毛のミーちゃん以外は、みな雄だった。茶色に黒の縞模様が入ったキジの「アンモ」と「ナイト」、それに全身真っ黒の「ノリ」がいた。「アンモ」と「ナイト」は小さいとき、二匹が抱き合うように寝ているさまを上から見ると、まるでアンモナイトの渦巻き模様のように見えたので、そのように名付けたのである。「ノリ」はわたしが住んでいる東京の大森では、江戸時代に海苔の養殖が盛んだったことにちなんで名付けた。 この三匹とも、いまはいない。アンモとナイトは大きくなってから最初にいなくなり、雄として最後まで残っていたノリも、ここ二年ほど見かけなくなった。美男子だ

    猫と詩人 - ノリと妹と | ウェブマガジン「あき地」
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    kamanobe 2018/11/06
  • ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」

    308どちらが過酷か307パステルの峡谷306守られた街で305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母

    ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」
    kamanobe
    kamanobe 2018/10/19
    自分も湿性耳垢だけど、まだ固まったことはない。日本は湿度が高いから?
  • 言葉ことはじめ - やにさがる | ウェブマガジン「あき地」

    先に図版を見ていただこう。「女の旅」のお題に、風俗画家の三谷一馬が絵をつけた。女二人の旅に、お供が荷物を担いでいく。もう一人、男がついていて、どうやら用心棒をたのまれたらしい。女同士が何やら話している。「やはり頼りになる男がいると安心だねェ」ないしょ話みたいだが、お世辞まじりに聞こえよがしに言った。男が聞きつけて、「なんてやんでェ、オレだって忙しいんだ。ゼヒにというから来たまでヨ」とか何とかほざいて、しかしうれしくてたまらず、口にくわえたキセルの先っぽをグイと上にあげた――いうところの「やにさがる(脂下がる)」である。 紙巻きタバコの出る前は、刻(きざ)みタバコをキセルにつめてふかした。タバコにはやに(脂)がつきものだ。キセルの先端を雁(がん)首(くび)といって、取り外しができる。ときおり取り外し、くだのところのやに取りをした。 図の男は空のキセルをくわえただけだからいいが、もし喫煙中だと

    言葉ことはじめ - やにさがる | ウェブマガジン「あき地」
  • ニューヨークで考え中 - 単行本第2巻、来年1月に発売です。 | ウェブマガジン「あき地」

    308どちらが過酷か307パステルの峡谷306守られた街で305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁のお守り243母と継母

    ニューヨークで考え中 - 単行本第2巻、来年1月に発売です。 | ウェブマガジン「あき地」
    kamanobe
    kamanobe 2017/11/25
    2巻発売ヤッター!
  • メメントモリ・ジャーニー - 『メメントモリ・ジャーニー』、単行本が発売になります! | ウェブマガジン「あき地」

    「あき地」で連載してきた「メメントモリ・ジャーニー」が、このたび出版されることになりました。全国の書店にが並ぶのは8月25日頃の予定です。 亜紀書房の田中祥子さんと旅のを作ることになったとき、テーマ決めにはすこし時間がかかりました。必ずしも旅好きでない人にも読んでもらえるエッセイにしたい。それには「旅」だけでなく、さらにワンテーマ必要だというのがわたしたちの考えたことでした。 そして見つけた「死」というもうひとつのテーマは、ちょっと前から思考や文章の中に顔を出していたもので、それに気づいてからは書きたいことがどんどん広がっていきました。「死」といっても、ネガティブなイメージばかりではありません。「死(ぬまでにどう生きていくか)」について、特にひとりで知らない土地にいるとき、よく考えるようになっていました。 死について考えすぎた結果、西アフリカ・ガーナに行って自分のための棺桶をオーダーし

    メメントモリ・ジャーニー - 『メメントモリ・ジャーニー』、単行本が発売になります! | ウェブマガジン「あき地」
  • ニューヨークで考え中 - もっと喰わせろ! | ウェブマガジン「あき地」

    309いろいろビックリ308どちらが過酷か307パステルの峡谷306守られた街で305NYでも突っ張る棒304現代人も303元の生活 その五三百回記念企画 編集後記302三百回記念企画 その三、恥を忍んで301三百回記念企画 その二、割ともうすぐ300三百回記念企画 その一、忘れ得ぬ299思わぬ禍(わざわい)298義母と祖母297家へ296「ト」と「し」が苦しいのは大目に見てね295街の灯294趣味の心得293彼の地292草の根活動291差し替えの一話290三度目の景色289未知(無知)の旅288スターを観た夜287最高のお供とは286私はやっぱり単行第4巻、発売中です。285個展開催中!284最後の包み283オレンジの非常時282会いたかったよ!単行第4巻、7月に発売です。281おめでとう!280三巻に続き日常 その四261Mariko先生ありがとう260「Nラインと総武線」251壁

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    kamanobe
    kamanobe 2016/06/09
    かわいい……
  • メメントモリ・ジャーニー - ガーナ棺桶紀行(2) ポテトチップス・コフィン | ウェブマガジン「あき地」

    わたしは4人姉妹の三女として生を享けたが、長女と次女がひとつ違いで生まれたあと、8年の空白を経てメレ山家に現れた小さき者だったので、たいへん愛された。特にわたしに懐かれたいと望んだのが、同居していた父方の祖母だった。 小学校が終わると、図書館で借りたを持って祖母の部屋に入りこみ、窓際に置かれた昭和っぽい白いカバーシーツがかかったソファに座った。そうすると、祖母が棚からおやつを出してくる。わたしはとりわけ、今も昔も変わらない味・カルビーのポテトチップスうすしお味に耽溺していた。 子育てに責任のない祖父母が孫をベタベタに甘やかす様に親が目くじらを立てるというのはよくある話だが、わたしの家のそれはだいぶ苛烈だった。わたしは幼稚園に上がる前から、先取りして何冊ものドリルを解かされていた。勉強の時間になると、母が探しにやってくる。その際にお菓子を与えられているのが見つかるとゲンコツで怒られるのが分

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  • メメントモリ・ジャーニー - メレ山メレ子 × 岸政彦「これが自由だ」――『メメントモリ・ジャーニー』刊行記念対談 | ウェブマガジン「あき地」

    イベントタイトルの「これが自由だ」は、岸さんは『メメモジャ』の連載第1回を読まれてTwitterに書かれていたひとこと。岸さんとメレ山さんにとっての「自由」とは――この春から新たな生活をスタートさせた方もいらっしゃると思います。そんな方の背中をそっと押してくれるような、人生における自由についてのお二人のお話です。 【ゲスト・岸政彦さんプロフィール】 岸政彦(きし・まさひこ) 社会学者。1967年生まれ、大阪在住。沖縄社会論、生活史方法論などを研究。主な書著に『同化と他者化──戦後沖縄の土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『街の人生』(勁草書房)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社・紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(有斐閣・共著)、『ビニール傘』(新潮社・第156回芥川賞候補)など。 岸政彦(以下、岸) いきなり題に入りますが、ぼくは

    メメントモリ・ジャーニー - メレ山メレ子 × 岸政彦「これが自由だ」――『メメントモリ・ジャーニー』刊行記念対談 | ウェブマガジン「あき地」
  • メメントモリ・ジャーニー - 自由なハリネズミの巣箱 | ウェブマガジン「あき地」

    ハリネズミの巣箱というものを見たことがある。 2年前の秋、会社の用事でミュンヘンに出張し、ついでに当時書いていたのために別の村に取材旅行をした。取材の前後は、SNSのつてをたどって知り合った若夫婦が暮らすミュンヘン郊外の団地に泊めてもらった。その団地の庭に、巣箱が置いてあったのだ。 「この前、この近くでほんとにハリネズミ見たんだよね! 今は明るいから寝てるかもしれないけどさ」 植えこみをのぞきながら、日人の旦那さんが言う。鳥の巣箱的なものを想像していたが、そこにあったのは、ただ大きな皿を伏せたような素焼きの円盤だった。 その夜は、赤い髪の美女であるのサラちゃんの郷土料理・シュペッツェレとドイツビールをたらふくご馳走になった。夫婦が寝室に行ったあと、わたしはリビングのソファで貸し与えられた赤いブランケットにくるまって横になり、広い窓から入る月明かりに照らされた部屋の中のものたちを眺めた

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