誤解しがちなモデリングの技 第1回:コンポジションにまつわるアレコレ 印刷 株式会社豆蔵 ES事業部 皆川 誠 2008/11/17 [モデリング] この連載では、コンサルティングでのモデル・レビューの場、教育講座実施中、各種の勉強会などの際に良く観察される、UML表記法やモデリングに関する典型的な誤解/勘違いをとりあげて解説を加えていきます。これによって、より正確なモデルの読み書き、効果的なモデル作成など、モデリング・スキルの向上を狙います。また、必要に応じて「あまり広く知られていないが、知っていると便利」なモデル要素や表記法についても随時紹介していこうと思います。 連載第1回のテーマは「コンポジション(Composition)」です。 コンポジションはクラス図でのクラス・アイコン間に引かれる関連線の一種で、インスタンス間の強い集約関係(全体-部分関係)を表現します(図1)。ここでは、
統一モデリング言語 (UML)におけるクラス図(クラスず、英: class diagram)とは、クラス、属性、クラス間の関係からシステムの構造を記述する静的な構造図である。 クラス図とソースコードの同期が可能なUMLモデリングツールも存在する。 クラス[編集] クラス図におけるクラスの例 ソフトウェアシステムにおけるクラスは、中にクラス名の記述された四角で表現する。クラスはドメイン等、ソフトウェア要素ではない要素であってもよい。例えば、車のタイヤ、化学物質の一種、料理の材料などである。 クラス名の下に属性(プロパティ)の区画を設けることができる。どの属性も最低でも名前を記述せねばならず、オプションとしてその型、初期値、その他の特性を記述することができる。 更にその下に、クラスの操作(メソッド)の区画を設けることができる。どの操作も最低でも名前を記述せねばならず、オプションとしてその引数や
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