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ブックマーク / www10.ocn.ne.jp/~war (2)

  • 「特高月報」に見る庶民の本音

    「特高月報」に見る庶民の音 戦前・戦中の日には、「特別高等警察」(特高)という恐るべき暴力集団があった。政治的・思想的活動を徹底的に弾圧し壊滅させ、場合によっては横浜事件のようにデッチ上げ、言い掛かりで事件を仕立て上げた。小林多喜二のように拷問で殺された者も少なくない。 この組織は、知識人らの言動、労働争議の動向、「非合法組織」や宗教団体の活動だけでなく、庶民の些細な言動まで嗅ぎまくり、さらには便所の落書まで神経を尖らす偏執的集団だったのである。 この組織が丹念に収集していた記録は「特高月報」という極秘の内部文書に記された。お蔭様で当時の日人の音がよく分かる資料が後世に残されることになった。愚かしい戦争と天皇制というこの国の負債(笑)、そして東京裁判での訴追を器用にすり抜けた昭和天皇裕仁を嫌い、呪う声も多かったことが一目瞭然である。 物好きにも便所の落書の内容まで記録したような変質

  • 「軍票」という偽札

    「軍票」という偽札 「軍票とは、戦地に於いて日軍が現地の資源・品等の徴発を円滑に進めるために発行した 「疑似紙幣」で、一見紙幣の形をしているものの、その質は徴発票ないしは領収書といったほうがより質に近い」 (香港軍票と戦後補償) 経済力も貧弱で天然資源も乏しい日海外で侵略戦争をするのは元より無理な話。 海外に派兵した軍を維持するだけの充分な物資の供給が可能な国力などない。 そこで、日軍は国からの物資の供給をあてにするよりも占領地での徴発(ぶっちゃけて言えば強盗)を重要視したのである。 強奪を正当化するための、「金銭で買い取った」「両替してもらった」という口実を作る手段が軍票だったのである。 上海に上陸してからほとんど無補給で南京を陥落できたのも、物資の現地調達(ようするに強盗)の賜物である (その基方針が南京周辺での虐殺・略奪をより凄惨なものとした)。 日軍が大量に軍

    kamayan
    kamayan 2007/04/25
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