日本の若い世代の抗議活動や政治意識について書かれたガ―ディアン紙の記事に続いて、安保法可決からわずか2時間でオンラインになったスイス(フランス語圏)の新聞の記事(2015年9月19日付)を訳出。元記事はこちらです。一部、意味を汲み取って多少、意訳になっているところもあります。 さよなら、日本の平和主義 日本の参議院は金曜の夜更け、戦争放棄の終結を可決。歴史のページが繰られた 日本の国会は、今週後半、取っ組み合いのシーンを経験した。普通なら中国のプロパガンダ機関が喜びそうな風景だ。民主主義が必ずや陥ることだ、すなわち「カオス」と北京なら宣言するだろう。つまり、西洋から輸入された政府の形態など、アジアの人々にはしょせん合っていないのだと。こうした光景は台湾の国会では日常茶飯事だ。そこでは政治的討論は白熱するものだからである。だが、東京ではそうではない。この激突騒ぎに際し、だが中国の政権は、日本
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