はっきりと「辞めて」と言われたのではなく、 「増田くんなら、もっと他に活躍できる場があると思うよ」 などと言われている次第です。 「他で活躍はしたくありません、私が活躍するのはここです」 と聞き入れなかったが、「あぁ、そうか」とはならずに、 「残念だなぁ」とだけ、常務に言われた。 しばらくすると辞令が出た。 わたしは首どころか、課長に昇進していた。 常務め。あれは勇足だったか。 ふふふと心のなかでほくそ笑んだ。 さぁ、今日から管理職だ。 勤務時間も8:00-20:00の間、拘束されるが、 実労働は長くなった。