青と緑の所属に分かれてポータル(拠点)を奪い合う、位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」。Googleの社内ベンチャーから生まれたスマートフォンゲームは、日本でもプレイヤー数がまもなく米国にも追いつこうというほど人気が高まっている。実際の場所を歩いてプレイすることから「陣取りゲーム」に加えてオリエンテーリングの要素があり、岩手県をはじめ、陸前高田市や横須賀市などで、Ingressを観光集客や町おこしに活用する動きが活発化している。 中野区はポータルやファーム(ポータル密集地)が相対的に多い地域。画面中央が中野駅で上部が北口側。中央部から上部に行くに従って「中野サンモール商店街」「中野ブロードウェイ」「薬師あいロード商店街」と続く。 1月26日には中野区の主催で、『 スマートフォンゲーム「Ingress」を活用した観光・地域活性化を考えるセミナー』が開催されたが、講師役を務めたアクペ