来春2011年3月に「世界フィギュアスケート選手権大会」が、東京で開催される。2007年以来4年ぶりに日本開催となるこの大会は、1896年、近代オリンピックの第1回大会であるアテネ五輪と開始年を同じくし、第1回大会より数え、101回目の世界選手権となる。まさに歴史と伝統は、近代オリンピックにも引けをとらない格式ある大会である。 前回東京で行われた2007年大会は、女子は安藤美姫の初優勝、男子は髙橋大輔の日本男子最高位(当時)となる準優勝という最高の結果になり、日本中が「世界フィギュア」に沸いた。2010年3月のイタリアで行われた世界選手権も、浅田真央、髙橋大輔がアベック優勝を飾っている。今回も日本選手の勢いはおさまらず、大活躍が予想される。今シーズンの覇者が決定する「世界一美しい過酷な戦い」を見逃すな! また、それに先駆け「世界選手権」の代表を選出する重要な大会「全日本フィギュアスケート選