有効画素数1620万画素、140万ドットのEVFを搭載可能としたLEICA X2がデビュー。LEICA X1の実写レビューを過去行い、編集部でもちょっとした取材に大活躍していたX1から、どのように変わったのか興味津々でした。早速実写してみたところ、AFが目に見えて速くなり合焦率が上がったのを始め、細かな使い勝手が向上しました。画的には、画素数を積み増したことで階調がリッチになり精細さも増した印象です。いわゆる「キープコンセプト」なのですが、「売れているからコンセプトを継承して各部のアップデートを施しました」といったニュアンスとちょっと違います。相変わらず「ライカらしい」といった印象で、このあたりが変わっていない、という意味です。一般的には「一風変わったカメラ」かもしれませんね。面白いカメラです。 ( 写真/文:K ) Kodak の PORTRA あたりのフイルムを愛用する人には、すんなり