映画、ドラマ、CM監督の大岡俊彦のブログ。 脚本論をひたすら書いてます。 もともとは、過去企画や脚本などの格納庫。 (閲覧はフリーですが、盗作、コピペ、改変は不可とします) プロフィール: 1970大阪うまれ。監督、脚本家。 ドラマ「風魔の小次郎」、映画「いけちゃんとぼく」、クレラップシリーズCM(「ゆうやけ」編まで)など。 脚本家として、小説を書くときに思うこと。 それは、地の文はト書きではないことだ。 極端に言うと、脚本家から見たら、地の文も台詞であるべきだ。 どういうことかというと。 ト書きは、客観的に、簡潔に書けば書くほど優秀だ。 装飾や感情をそぎ落とした、論文のような調がよい。 なぜなら、そこは映像で撮るべきところで、 基本的には「文脈に合う絵作り」をするわけだから、 感情は排するのだ。 なぜなら、映像とは、客観的な三人称の道具で、 論理立てて感情をつくりだすことだからだ。 一方