来期(2017年3月期)以降の業績の考え方について。「任天堂らしい利益」とは営業利益1,000億円以上と理解しているが、今期(2016年3月期)の営業利益500億円というターゲットは、来期の営業利益1,000億円を意識しているためか、若干強気に見える。来期の目標達成は、これから取り組むと発表されているいろいろなものだけで狙える水準なのか。スマートデバイス向けのゲーム展開がカギになるのか、どのような組み立て方で営業利益1,000億円以上を目指すのか。 取締役社長 岩田 聡: まず、「来期に任天堂らしいと言っていただけるような利益を出せるようにしよう」ということを基本に置いて考えているというのは、今おっしゃった通りです。「任天堂らしい利益」かどうかは投資家の皆様が判断されることなので、それがどういう水準なのかを公の場で私自身が口にするのは適切ではないと思っているのですが、多くの皆様から、「年間